さらばカイザー
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- 2014/02/16 21:35:58
15
私がカイザーを初めてみたのは。彼が115 歳の時だ。
さらさらのプラチナブロンドに、薄い灰青色の瞳。
なのに、どこかアジア人を思わせる面ざし。
まだ成長期真っ最中の、手足のひょろ長い少年だ。
なのに、そのスケート技術は高度で切れが抜群、強靭でパワフルなジャンプ。
その上、軽々と男子には無理といわれたビールマンスピンができるしなやかさ。
そのアンバランスさが、とても印象的だった。
凄い選手が現れたな。
彼は、フィギュアスケートを大きく変える選手になるだろう。
その予感は、間違いなかった。
この少年こそ、後の皇帝、カイザーと呼ばれる孤高の天才プルシェンコ。
世紀末から今まで、、世界選手権、冬季五輪、欧州選手権、グランプリファイナル。
出場した大会で表彰台に上らない大会は皆無といってよい。
表現力、ジャンプ、スピン、ストレートラインステップ。
どれをとっても、いつも頭一つ飛びぬけていた。
特に彼の、高さ、正確さ、飛距離を誇る4回転と3回転のコンビネーションジャンプは、今も誰にも真似できないだろう。
これから先、彼を越える選手が現れるのは…遠い未来のような気がする。
過酷な選手生活で、彼が払ったその代償はおまりに大きい。
知ってる人しか知らないが、彼の身体はぼろぼろだ。
両足の半月板損傷。
人口椎間板の挿入。
度重なる手術。
足の疲労骨折。
よくもまあ、見た目以上に厳しいフィギュア界でトップを走ってきたものだ。
今回の五輪の個人競技棄権を、卑怯だ、逃げだと、主張するにわかフィギュファンがいるようだけど。
…それは、あまりにも酷な評価だろう。
一度怪我を理由に引退した彼が、現役復帰したのは。
難易度の高い技に挑戦する選手より、保守に走る選手の競技が高く評価されがちで、っフィギュアスケートの未来を憂えてのことだ。
それが証拠に、一時。4回転ジャンプを飛ぶ若手男子選手が激減した時期がある。
それは採点方法は大きく変わった時期と重なる。
カイザーをはじめ、幾人ものトップスケーターがこれに危機感を覚えて果敢に4回転に挑んだ・・・たとえ評価が低くなっても。
そして今、幾人者若い選手が、高度な回転に挑む時代になった。
カイザーが、新しい金メダリストに熱い祝福を送っている。
その金メダリストが、日本の若者だということに、私はうれしく思う。
さらばカイザー。
あなたが成し遂げた数々の奇跡を、私は忘れない。
あなたのすばらしい演技と、
筋肉マッチョの肉襦袢と金色パンツで滑ったあの爆笑エキシビションとともに。
『ワタシハチョットスケートデキル』の日本語定番ギャグとともに^^:
http://www.youtube.com/watch?v=kkhn4KbisJc ニジンスキーに捧ぐ
http://www.youtube.com/watch?v=5I_DpgcjRJQ 片足ストレートラインステップ
http://www.youtube.com/watch?v=zwFjOs9gqXk ボレロ
http://www.youtube.com/watch?v=JsyQHV9kGag やけくそカルメン
彼と真央ちゃんほど感動的な美しい高度な演技をするスケーターはほかにいないでしょう。
二人は私の中で希望の星です。
世界中から愛され、尊敬されているプルさま
プルシェンコは人口椎間板を止めていた4本のボルトうち1本が折れていたそうです。・゚・(ノД`)・゚・。
これから何度か手術して、もし手術がうまくいかなければ車椅子生活になるとか。。。
手術が無事成功するよう心からお祈りします(-人-)†゜*☆:・.。.
今、イスラエルの病院だそうです。
ほんとに残念でした。
・・・カイザーの勇姿を団体戦で見れたのは幸いでしたが><
いるんですよ、ネット弁慶の一部のおバカさんが^^:
どんな思いで選手やまわりの人たちが苦渋の決断を下してるのか。
思いつかないんでしょうね。
彼の存在は、守りに入りかけた若手男子選手への大いなる衝撃となりました。
しばらく休養して、またアイスショーで演技をみたいなあ。
サービス精神旺盛な、すばらしい演技者ですから。
誰よりも辛い思いをしてるのは選手その人なのに、卑怯だとか言う人もいるのですか?!
信じられない><
ご紹介いただくまで、彼がそんなにたくさんの苦難を超えていたことも知りませんでした。
本当にスケートへの情熱溢れるすばらしい選手だったのですね・:*:・(*´エ`*)・:*:・
羽生選手が、『彼はいつまでもヒーロー』って言ったのが全てなんだなぁって思いました(*´ェ`*)
前回のバンクーバー五輪。
フィギュアにとっては、大きな転換点の大会だったかなと思います。
あのときの男子シングルのドラマは、今も心の残ってますからね。
メダルの色よりも、競技選手の思いやドラマが、より鮮やかに人の心に響きます。
その記憶はあせることなく、いつまでも心に残ってますから。
…ほんと、ジャネット・リンの尻餅から始まった趣味のひとつだもんな^^;
追伸のお答え
そら、羽生くんのコーチにカイザーがやってきたらw
・・・考えただけでぞくぞくするw
追伸2のお答え
れいでぃに年をきくなんて~~~w
115歳って・・・すまん、カイザーorz
あああw
なんつー間違いを^^: 許して、カイザー><
若手よりも、定評のある人を。
国のためにメダルをってのは、アスリートにとってはいらんことやよね。
五輪の精神にもはずれるし・・・
とはいえ、国威高揚に利用されやすいのも確か。
こっち方面すずめの涙の費用しかださない日本すら、メダルの色にはうるさいもんね><
協議にすべての力を注ぐ人たちに幸いあれと、祈らずにいられないよ。
一ファンとしては。
ルールに翻弄された多くの人たちの顔が浮かびます。
でも時間が経つと分かりますよね。
メダルを取ったか取らないか、何色のメダルだったか、
なんてのは忘れ去られて、
「あの人は素晴らしかった。」といつまでも思われる人。
国籍とか関係無いんですよね。
人間の価値って、メダルの色じゃなくて、そういうところにあるんじゃないでしょうか。
追伸:
結弦クンのコーチなんて話もあるみたいですが、
実現したら、試合の度に涙と鼻水でまともに応援できないんじゃないですかw?
追伸その2:
カイザーが115歳なら、ラトさんは130歳くらいwww?
どんな、おじいちゃんやねんw
勝ったのは別の人なのに、経験があるからと国際大会の代表に選出される。
実際、どこの国のどんな競技でもあることやん?
日本の柔道しかり、今回のカイザーしかり……
それを怪我の悪化で棄権したからと批判するのはお門違いだよな~~
これまで、どれだけ世界のフィギュアを引っ張ってきたか計り知れん人なんやからね☆