ヤツフサが思うB級映画
- カテゴリ:日記
- 2014/03/01 23:38:19
今年の目標にB級映画を極めるとか書いてしまったヤツフサです。
今日はお休みだったので、朝からずーっとDVDを見て居たのですが、
まだ3月になったばかりで、2ヶ月ほどしかB級鑑賞していないのですが、
泣きが入って来たので、ここでB級とは何かを考えたいと思いました。
そもそもB級映画の語源は、ランクをさす言葉ではありませんでした。
1920年、トーキー映画(音声入映画)が公開される様になった頃、
映画撮影の機材を新しくして録音対応の映画機材に交換し、それに
対応した撮影所が作られる様になったことで、無声映画時代に使われて
居た古いスタジオでは撮影所の周りの騒音が入ってしまう等の欠点が
あった為、本腰を入れて作る映画は新しい機材の揃ったA撮影所、
予算が取れない前座的な映画を古い撮影所のB撮影所で撮った事
から、予算が少ない映画をB級映画と呼んだ事が始まりです。
その為基本的にはB級映画とは、大作と呼ばれる映画の予算の
10分の1以下の予算で作られた、短期間、低予算で作られた作品
を言う事だったのです。
ところがいつの間にか言葉が独り歩きして、Aランク、Bランクの様な
言われ方となり、現在では 駄作=B級 と言うイメージになって
しまいました。
たしかに予算が少ない映画はしょぼいものが多いのは事実です。
例えばCGがプレステレベルだったり、きぐるみが安っぽかったり、
シナリオライターがヘボで、物語が途中で破綻していたりする事も
あります。
一番わかりやすいのはエキストラの数です。
大作で思い出してください、例えばハリーポッター。
ハリーポッターなんてそんなに沢山人出てきたっけ?
と思うかもしれませんが、例えば汽車に乗るシーン・・・
キングスクロス駅を貸切で、あの人ごみ全員エキストラです。
あれは圧倒的な迫力です。
でも人数が少ない、予算が無いとつまらない映画しかないのか?
と言うとそうでもありません。
CGがしょぼくても、きぐるみがしょぼくても、エキストラが少なくても
名作はあります。
例えば ターミネーター とかです。
ターミネーターの最初の映画を思い出してもらうとわかりますが、
沢山人が映るシーンは警察署くらいです。
しかも警官の人数は深夜と言う設定のため20人も居ません。
更に警察署の中のセットはやたらと狭くて、本当の警察署の様に
広々とはしていません。
何と言ってもターミネーターは未来から来た人間そっくりなサイボーグ
が追いかけてくると言う設定なので、シュワちゃんがそのまま素っ裸
で出ているだけですし、シュワちゃんもまだそんなにギャラが高くなる
前の時代でしたから、制作費は600万ドルでした。
ちなみにターミネーターはこの後人気が出たので、予算が1億6千万ドル
にまで跳ね上がっています。
そう、ターミネーターはシュワちゃんが問答無用でショットガンバンバン
ブッ放して追いかけてくるだけでメチャ怖かったのです。
たとえシュワちゃんが裸で出て来ても怖いのです。 ((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
これが裸のヤツフサだったら、誰も怖がらずに警察に通報して終了なのです。
でも駄作はそう言う意味でお金が掛かってようと、掛ってなかろうと
見ていて駄目なのです。
まず無駄な裸が出る。
B級ホラーに多いのですが、お姉ちゃんが無意味に裸になります。
全裸と言うのは無防備な状態です。
ヤツフサだって全裸で風呂に入ってる時にゴキブリが出たらメチャ怖いです。
ゴキブリでさえメチャ怖いのに、ゾンビとかジェイソンだったら即死です。
それは許せます。
でも、ゾンビに追いかけられてるのに無意味に男女がちちくりあうシーン
を入れるのは駄作です。
うまく入れているものとしては、またかよと思うかもしれませんが、
ターミネーターです。
ターミネーターに追いかけられているのに、主人公がちちくりあってる
場合かよ! と思わなくも無いですが、最初はB級として作られたのに、
これによって次回作に息子が登場する訳です。
でも普通のB級ホラーでは本当に無駄に乳出してるおねぇちゃんは、
モンスターの「何乳出して媚びてるんだよ!」と言わんばかりの容赦ない
突っ込みで即死するしかありません。
勿論バカップルは最初に死ぬのです。
あとDQNも最初の方に死にます。
この二つの要素が入っただけでB級でも駄作になるでしょう。
ただしシュワちゃんを除きます。
物語が破綻している系も駄作が多いです。
でも逆にそれをうまく使っているものもあります。
例えば 裸のガンを持つ男 等のパロディー映画です。
よく パロディー であるだけでB級扱いされる事がありますが、
パロディーがB級と言う訳ではありません。
モトネタがわからないと笑えないシーンもありますが、金が掛かって
居ない訳ではないからです。
でも上に書いたように駄作も多いのは事実でして、いきなりモンスター
が出て来て科学者が 「こいつの皮膚は鉄より堅くて銃でも殺せない!」
と言い出してるのに、村人Aにモンスターがナイフで刺されて逃げていく
とか、軍の特殊部隊を全滅させたエイリアンが通りすがりの名も無い
酔っ払いに特殊兵器で倒されて終わるとか、もう少し話しを考えろよ!
的なストーリーが多いのは事実なのです。
おっと、気がついたらこんな時間か・・・
今日は本当にB級じゃなくて駄作を連続で見てしまい、思わず日記に
書いてしまいました。 ('A`)
こんなことならいいお天気でしたのでどこかに出かければよかったですね!
なにやってたんだろう・・・
__∩
..ノ//// ヽ
《 /////,_;;:;ノ|
,|..///( _●_) ミ 今日はこのへんで勘弁してやるクマー
,_彡//〝|∪|┰`...\
//\\ ヽノ〝)). )
(|_|_|_) /./(_/
| _.. / ∥
| /\_\∥
| / )_ )∥
《.∪ (_\∥
\_)
__
/ \
// / ヽ
(/ / | |
\_/ | |
/ \_ノ_ノ
/ /
| |
\_/
どーん
+ ヘ⌒⊂ヽ ヘ⌒⊂ヽ ヘ⌒⊂ヽ +
(・ω・ )ノ (・ω・ )ノ (・ω・ )ノ
( ⊃ ノ ( ⊃ ノ ( ⊃ ノ +
+ ⊂__ノ ⊂__ノ ⊂__ノ
∪ ∪ ∪
| || | || | ||
B級を語り始めて止まらないヤツフサさんには、キノコの山砲が効き目があるかしらww