よみがえる、あの怒涛の日を。
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- 2014/03/05 17:02:50
もうすぐ、東日本大震災から3年になる。
あの日、わたしは、目の前の海が、
そんなに多くの人の命を奪った海に、
繋がっているとは、とても思えなかった。
テレに映し出されるその光景は、
信じられない、地獄を垣間見るような衝撃だった。
わたしと、鈴ちゃんは、テレビに向かって、
「行くなーっ、走れーっ走れー!」と怒鳴っていた。
予想もしない災害が、人々を襲う。
朝、元気で家を出た人が、
帰ってこない、帰る家がない。
確実なものなど、何もないかのような災害だった。
多くの人が、亡くなった。
その何倍もの人が、泣いている。
叫んで、胸を掻きむしっている。
こころが大きな傷口を開けて、
時がその日で止まっている。
あなたの無念と、涙と、引き裂かれた思いを、
わたしたちは、忘れません。
危うい日常の上に立っている現実を、
こころして受け入れるよう努めます。
あなたを、忘れません。
今、こうしてコメントを頂けたり、
そちらのホームにおじゃましたりできるのも、
不思議なご縁です。
友人の実家が、相馬でした。
彼女は、大阪で仕事をしていますが、
関西と、現地の温度差に一時期、精神的に参ってしまいました。
泣きじゃくる彼女に、なんの手助けもできず、
一緒に、泣くしか能がありませんでした。
今でも、泣くしかできないのです。
携帯でワンセグが見れた人は良いのですが、うちはその時
両方ともその機能のない電話でした。
幸いうちまで津波は来ませんでしたが後から地図でどのくらいまで
津波が来たか調べたらかなり近くまで来ていました。
実家に非難する時も、いつもなら15分ほどで着く実家なのに
1時間以上もかかりました。