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シン・ドラマ汁


ドラマ【私の嫌いな探偵】

私の嫌いな探偵 最終回
テレビ朝日 金曜夜11時15分~
【あらすじ】殺人予告に従い雪の町へ出かけ、消息を絶ってしまった朱美。最初は知らん顔をしていた鵜飼だったが、流平を伴って、雪の町へ探しに向かうことにする。町に着いた鵜飼流平は、近所の主婦たちが「今朝この近辺で銃声が聞こえた」と噂しているのを耳にする。朱美が何かの事件に巻き込まれてしまったのではないか、と不安になる鵜飼だったが、その矢先、料理店で朱美を発見。朱美は町の女性・水沢優子に浮気調査を依頼され、その調査結果を報告していた。

【感想】最終回は、スッキリ謎が解けました。雪に残された足跡が、実は逆に歩いた跡だったという古典的なトリックだったし、さほど不自然な謎もなかったので、分かった人も多かったと思います。ちなみに私は宿で鵜飼たちがムーンウォークを踊って騒いでいる時にピンときました。その後、水沢が写真を見て急に離婚を承諾した理由や、落ちていたボタンが誰のものかとか、なぜ不動産会社社長が社員2人を呼び出したかの理由も次々とわかりました。ただ私が犯人を特定したのは、ボタンがなくなったため、急遽イカのマスコットを服に着けたんだろうと思ったからで、ちょっと理由が違いましたね…。しかし朱美を拉致する現場の映像という動かぬ証拠があるので、言い逃れはできませんね。ただ、ひとつだけ難点を挙げるとすれば、死亡時刻のズレです。犯人の男が偽の足跡を玄関の階段につけたのは、まだ日が高い頃でした。しかし犯人を含む社員2人がメールで呼び出されたのは夜の9時で、死体を発見したのは10時だったんですよね。死体が発見されたのが死亡後数日後とかいうなら、数時間のズレがあっても不思議ではないのですが、死亡したその日のうちに発見され、しかもメールの着信履歴などから死亡時刻は夜の9~10時とされてましたが、さすがに日が高い頃殺されたなら、数時間のズレがあると検死でわかったはずです。暑い夏ならともかく、雪の降る寒い日ですから、死体の体温が下がるのも早いでしょうしね。暖房していたとしても、30度以上にする人はあまりいませんからね。また、社員2人を呼び出したメールは、どうやって出したんでしょう。もちろんメールが送られた時間にはもう被害者は死んでいたので、犯人が出したんでしょうけれど、被害者の携帯に履歴を残す必要があるので、殺害時に携帯を持ち出し、発見時に戻したのでしょうか。それだと、死体のある家の付近にいなければ、メールを出した時の通信履歴から、携帯が家になかったことがわかってしまいます。そのへんの詳しい話がなかったのは、さすがこのドラマだなと思いましたw さて今回が最終回ということでちょっとだけ総まとめ。かなり期待していたのが逆効果だったのか、面白くないことはないのですが、期待ほどではなかったかなと。ただ、ここまで酷い視聴率になるほど、面白くないことはなかったと思います。都市伝説の女とそう変わらないと思うのに、なぜ差がついたのか。といってもレベルの低い争いなんですけどねw というわけで、いくらテレ朝でも続編は期待できませんな。まぁそんな残念でもないですけどねw




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