桜道
- カテゴリ:小説/詩
- 2014/03/09 06:23:15
北風が南風に変わる頃
この季節も終わりを告げる
花のつぼみは開こうとし
重いコートも軽くなる
それは春一番
人々は春の訪れを喜び
雪解けの音はさらに大きく
黒い土が顔をのぞかせる
去年はあなたと風の中を
肩よせながら歩いた
「早く咲くといいね」
つぼみを覗き込みながら
「愛しているよ」
あなたのその言葉が
胸深く突き刺さっていた
変わらぬものと信じていた
それが溶けていくなんて
思いもしなかった
心の矢を残したまま
いなくなるなんて
追いかけて行きたかった
でも弱すぎた
素直になれなかった
強がりを演じていた
いつしか夏が過ぎて
秋がこっそりやってきて
いてつく冬が来て
再び花が開く日が来た
季節の移ろいは
心を動かさなかった
心の矢は
まだその形を残して
一人歩く桜道
花よ開くといい
私の心を開くように
思い出がこぼれるように
いつしか私も
誰かと巡り会うのだろう
そしてまた歩くのだろう
この桜道を
そして過ぎ去った日々も
薄れていくのだろう
春の日差しを身に受けて
開花していくのだろう
あ~、とうとうきましたか。
私はまだだいじょうぶのようです。
マスクと眼鏡でだいぶ違うようですよ。
ありがとうございます。
花、力強いですね。
どんな所にもひっそりと咲く。
生命力を感じますね。
ありがとうございます。
愛と別れは背中合わせなのかもしれません。
花のようにまた開花するのでしょうね。
ありがとうございます。
別れはなぜ起こるのでしょうね。
慣れ親しんだ相手に飽きることも…。
本当の愛だったのでしょうか。
今日、こちらは風邪が強い一日でした。
みっちょんさんは花粉症は大丈夫ですか?
私は最近インフルエンザ予防でマスクをしていたのですが、
外し始めたら鼻水がよく出るようになってしまいました。
今年は本格的に花粉症デビューかもしれません。
みっちょんさんもご注意くださいね。
^^;
ニコタが、桜風景になり、思うところがあったのですか?
はじめまして、たまたま読みました。通りすがりのものです。
いい詩ですね。真っすぐで、力強く、自然の生命力を感じました。
一輪の花
花束
花飾り
花言葉
いろいろ花ってあるけど、、、
好きなのは、路傍に咲く花
だって、
誰に言われなくても
そっと、咲かせるもん