Nicotto Town



のざらし

花が一輪
野に晒されたこうべの脇に咲いた

白い花は
真赤に土を染めた過去の物語を聞き涙を流した

そして自ら流した涙の色が赤色となったのを知り
更に嘆いた

白い花の色は
一夜にして赤色に変わってしまった

旅人が通り過ぎた
鮮やかな赤色の花が目に留まった

何かを感じたのか
旅人はその花をそっと撫ぜ

優しく言葉を投げかけた
大丈夫今の世は和と希望に満ちている

そう言ってこうべを埋めて
弔った

次の朝
低く盛られた土に一本の花が咲いた

きれいな白い花が二本咲いている
そう言って別の旅人が通り過ぎた

春の始めの暖かな風が吹く
雨の降りそうな朝であった


ローリングストーンズのコンサートへ行く
待ち合わせ時間に30分早く着いてしまいました

暇に任せて
駅の地下通路でスマホに打ちこんだのがこれです

よくありがちな話ですが
寒いなぁ~と思って書いたらこんなものが出てきました

その後コンサートに行ったら
頭がアップビート

寒気と熱気は
心に変動をもたらすようです

やっぱ自分は単純で出来ている?
再認識しました

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2014/03/11 09:15
いちい様

道端の雑草も精一杯生きている
負けないように頑張りましょう

雑草も生えすぎると困りものですけど?

もうすぐ色々な花が咲きだしますね
自分は花の色とそれぞれの葉の緑

そのコントラストが好きです
アバター
2014/03/11 08:06
未来を力強く見つめるように
花がたくさん咲きますように。
アバター
2014/03/11 01:51
なぎさ様

心のわだかまり
大丈夫ですか?

何も知らないでたまたまそこに咲いてしまった
健気な花

横に露出していた骸骨から凄惨な出来事を聞きます
あなたの根の張っている所は血の海だったって

それを知った白い花は
同調し哀しみ嘆きます

気付いた時
花びらは赤に染まっていました

しかし徳の高い旅人により
されこうべと花は心を癒されます

赤くなった花は白に戻り
怨念の塊であったされこうべは土に戻り

次の日の朝
白い花を宿します

人ってやはり生きてゆくのには
誰かの助けが必要なのでしょう

必要なときは
誰かに助けを求めることも大切なのかも知れません

親兄弟、友達といった
オアシスが・・・

もうすぐ暖かな春がやってきます
雨は大地を潤わせます

春の雨の降りそうな朝
それは出発の時です

なんて新宿駅の総武線上り大久保寄り地下通路の
売店の横でスポーツ新聞の見出しをチラッと見ながら書いてました

なぎささん明るく頑張ってGO!です


奈柚様

花って自分自身を投影するものなのかも
決して強くない物と思います

そう赤い涙は古の武士の流した血の色です
大昔に止まってしまったこうべの心の色なのかもしれません

彼は数百年の後
結果的に清らかな白い花へと生まれ変わったのです

人って弱いようで強い生き物
そんな感じがしています

強さを引き出すもの
それさえあれば・・・

やっぱ汗をかいて前進ですかね
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2014/03/10 20:34
悲しい物語を知って
自ら赤くなってしまう花は なんて優しいんでしょうね
何もかもを自分に取り込んで 血の涙を流しました って
そして それはもう終わったことだと
今は違うと 教えてくれる人がいてよかった
悲しい物語は あちこちにあるんでしょう
でも そこから立ち直った話も それ以上にあるんでしょうね^^
アバター
2014/03/10 02:12
とても素敵な作品です 久しぶりに胸がじぃ~~んとなりました
なんども読み返しました
ひょっとしたら このされこうべも 赤くなってしまった花も自分なのではともおもいます
誰かに聞いてもらいたかった 誰かに関心を持ってもらいたかった
もしくは大好きな人のことを受け止めてあげたくてそっとより添ったけれど
共鳴しすぎてより深い悲しみを背負うことになってしまった・・とか
言うに言われぬ過去を何時までももち続け でもどうすることも出来ない悲しみを
苦しさを 一輪の花が吸い取ってくれたけれど それを見るのも
されこうべにとっては余計に悲しいことだったのだろうと思う
でも通りすがりの旅人・・・それはきっと神様の仮の姿だったのだろうと思うけれど
あまりにもかわいそうにお思いになられて されこうべと赤い花の魂を 豊かな愛でもって
浄化されたのだと・・そう感じました  撫ぜられてその悲しみを受け止めてもらえた赤い花は
清らかで美しい本来の自分に戻ったのだと・・されこうべも 土に還してもらってやっと成仏できたのでしょう

今のこの混沌とした世の中で さ迷い歩く人たちのなんと多いことよ
誰しもが愛に飢え 満たされぬ思いに嘆くばかりで 暗闇の中に見える小さな暖かくて光り輝く青空を
見ようとしない  本当は世界は愛で満ち溢れ 夢と希望に輝いている
私利私欲に走ることを もうやめないか? 時間の奴隷となって身を削っていくことに
もう抵抗できないほど衰弱してないで 夢と希望を 我らの手に呼び戻そうではないか・・・
読んでいて なんだか 心が熱くなってきてしまいました 

今 できることは まず自分を変えていく事なんだろうな
そして どんな環境にあったとしても 決してあきらめずに希望をもちつづければ
青空が 暖かい太陽の光が 爽やかな風が清らかな水が大地を潤し 人々を本来の姿に戻してくれるのでは
・・・そんな気持ちになりました   

今夜は すこし感情的になりそうな事があって 我慢はしたものの どうにも出来ない悲しみに襲われて
深夜にひとり車を運転しながら 大声をあげて泣きました 叫びました
セカンドさんのこの言葉たちをなんども読みながらとても癒されました ありがとうございます
まだまだ寒い日が続きます どうぞご自愛くださいね^^v



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