巣窟『春分』
- カテゴリ:小説/詩
- 2014/03/19 17:47:46
春分
まだ残る残雪を踏みしめて
桜色のワンピースを着て
裏葉柳色のリボンの帽子
被って散歩に行きましょう
鞄の中にはお餅に神酒で
小さな旗を振りながら
北へ、北へと歩きます
途中ちょっと寄り道しちゃうけど
少し後ろの空を見上げれば
小さな雲がついてきます
北へ、北へとついてきます
小さな如雨露を傾けながら
冬の子達を回収しながら
春の花を連れて行きます
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季節感を感じる詩は苦手だったりします。
春とか秋とかが。春だな~と思った次の週には夏になっていたり、いつまで暑いんだろうと、秋らしき紅葉を見た瞬間には冬だったりと。
なら季節感から離れてみようと思っても、意味を調べるとどうしてか思いつくのは、今まで書いてきたような詩になると言う。不思議です。自分が。
苦手とは知らなかった~
でも好きですよ。葉月さんの季節感のイメージ^^
絵本を読んでいるような、アニメーションを見ているような・・・
ビジュアルが飛び込んできますね~
昨年の「清明」が最初なので、もうすぐ1年なんですね。あともう少し。頑張って^^
わたしは、どうかなぁ?そしてお題は、この先?