何故か時代劇を見て胸を打たれたワンシーン
- カテゴリ:日記
- 2014/03/20 22:27:59
「殺すな!」と、ネズミ小僧役
滝川くんは叫ぶ。
そこでヒロイン役の女性は親を殺した仇(かたき)を刺し殺す事を躊躇(ちゅうちょ)して、かろうじて思い止まる。
仇は逃げて行く。
ヒロイン役の女性は泣き崩れた。それを後ろから抱きしめるネズミ小僧の滝川くん。
ただそれだけのシーンだった
ここで、「え?仇でしょ。どうして殺しちゃダメなの?」って考えた人はいるかもしれません。
たとえそれが敵であれ、同じ事をしてしまっては自分もまた奈落へ落ちるだけなのです。
イエス様は言われました。汝の敵を愛せよ
と。
何故なら鬼に堕ちれば、鬼に喰われるのです。
だからこそ、ネズミ小僧は諭したのです。
たとえ仇であれ、殺してはいけない。お前もいずれまたそれが縁となって、自分を殺しに来る者に怯えて生きなければならなくなる。
人を呪わば穴二つ。
そうわかっていても毒を吐かずにはいられないのが、人間という者かもしれません。
だから、伝える言葉は「そのままのあなたでいい」です。
そのままのあなたでいてください。
そのままのあなたでいる事を本気で決断するなら・・・それが一番やさしく険しい道となる事でしょう。
あい
わたしが泣くと、あっちゃんは、いつも、こう言いました。
「涙は海につながっているから、枯れることはないんだよ」って
だから、泣いてても、慰めるのではなく、むしろ「もっと泣け」みたいな言い方ですよね。
だから、わたしは、あっちゃんの前でわんわんと泣いていました。
>そのままのあなたでいる事を本気で決断するなら・・・それが一番やさしく険しい道となる事でしょう。
泣きたいときに、思い切り泣けばいいなって、いま、そう思っています。
憎しみや恨みを誰かに向けるのではなくて・・・。
一番やさしく険しい道ですね。