がんばれ、洋子さん。(みんな、貧乏がわるいのか)
- カテゴリ:仕事
- 2014/03/21 18:19:47
わたしは、洋子さんから学んだ、かけがえのない教訓があります。
それは、もう数十年も前のことですが、
洋子さんの一度目の結婚が、破たんしようとしている、
まさにその時でした。
若い旦那は、よその女のところへ行って、帰ってこず、
そのころの子供、二人を抱えた洋子さんは、
ちっとも悲しい顔をしない、不思議な人でした。
ある晩、アイロンを当てながら、洋子さんは言うのです・・
「ねえ、はなちゃん、
このアイロンも、お膳の上のお茶碗も、お箸も、お布団も、
みんな、わたしのもの♪
わたしだけが、使っていいモノなんやで~♪
それが、どんだけ、すごいことか、
はなちゃんには、わかれへんやろぉ~♪」
はっきり言って、
浮気した旦那が帰ってこず、
生活費もままにならない洋子さんの、
その嬉しそうな笑顔の意味が、さっぱり分かりませんでした。
「孤児院ではね・・・
自分のお箸なんて、なかってん。
自分のモノなんて、なにもなかってん。
だから、わたし、今、ものすごい幸せやねん。」
今でも、この話をすると涙が出てきて止まりません。
どんなに、不幸だと思っても仕方がないときに、
洋子さんは、今、自分に与えられているもののなかに、
感謝すべき理由をちゃんと見つけられる人なのです。
洋子さんは、この頃、旦那側の実家に子供を取られようとしていました。
孤児院出の洋子さんには、味方してくれる実家がなく、
洋子さんは、慰藉料も何もないまま追い出されるところでした。
慰謝料どころか、子供の親権まで旦那側になるのです。
実は・・・
このタワケモノの旦那が、わたしの弟だったのです。
わたしは、実家と弟を敵に回して、
洋子さんのために戦いました。
本家の長男・跡取り息子でしたが、
親権を、洋子さんに返し、慰謝料としてアパート敷金を取りました。
まあ、それが原因で、わたしは本家から絶縁されましたが・・・。
洋子さんは、わたしに、大切なことを教えてくれた恩人です。
どんなに苦しいときも、
感謝できることがある。
それを考え続けるとき、
乗り越えられる力になる。
たしかに洋子さんは、問題が多い。
いいことばかりでは、ありません。
でも、わたしが、洋子さんで、
洋子さんが、わたしでなかったのは、
単なる偶然かもしれないのです。
がんばれ、洋子さん。
お家賃、払って~♪
実家と弟を敵に回して云々は
はなこさんならではのことだと思います
最後の
がんばれ、洋子さん。
お家賃、払って~♪
は最高です!
世の中にはいろんな家族がいて、親子がいて、人間がいるのだなあ
そんな中で幸福や素敵なことって何だろう。そう思います
そして平山夢明さんも好きなのです
この人は人間のホントにとんでもない所ばかり遭遇して書いていて、TVでマツコさんに呆れられた人です
『負の遺産』という言葉を教わったのはこの人からでした
洋子さんも『負の遺産』の一人です
全国(全世界?)に違った形で『負の遺産』を持っている人がたくさんいます
貧困は不幸の元であるかもしれません
でも洋子さんは「感謝すること」で乗り越えている。「幸せ」を知っている
洋子さん、はなこさん、がんばってください
<長々書きましてすみません
いつか、皆さんの愛を、洋子さんに伝えます。
わたしたちは、みな弱い人間なので、
誰かに、必要とされたり、優しい言葉をかけてもらえたりしたいのです。
皆さんの、愛情を、必ず洋子さんにお伝えします。
最後に、もう一つ、洋子さんのエピソードを書き足しておきました。
やっぱり、凄い人です。
どういえばいいかな・・・ドラマチックな人生ですよね。濃密な。とてもたくさんの物語を持っておられますよね。
いろんなところで、たくさんの人を助けておられますね。
はなこさんは素敵です。
今に感謝できることは、たくさんあるのだと感じました。
洋子さんの言葉は、とても心に響きますね。。。泣
はなこさんが、かっこよすぎて、尊敬しました。
なかなかできる事では、ないと思います。
洋子さん、がんばってほしいですね。
まずは、お家賃からw
どんな状況でも、お子さん5人も育てたのですから・・・
そして、私が怒るべきなのは、
洋子さんに生き方を教えることを放棄した親と、教えられなかった孤児院なのですね・・・
偶然・・・それを生かすも殺すも、その人次第だと思います
「ミスターチャンスマンは前髪だけ、後ろはつるっぱげ」 ww