Nicotto Town



好きな5冊(ラノベ)



有川浩さんの作品を色々楽しむうちに……ラノベまで山積みに。
BL系にはまだ手を出してないけどアブナイ。
いわゆる「泣ける」タイプのものが好きです。

『ある日、爆弾がおちてきて』 古橋秀之
一巻物の時間テーマSF短編集、ボーイミーツガールストーリーです。
表題作は『Hiroshima』の意味を現代に伝える素晴らしい作品。
反戦小説の大傑作だと信じます。

『旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。』 萬屋直人
男の子向き。記憶を少しずつ失う奇病が蔓延する世界で、
高校生の男の子が同級生の少女をカブに乗せて終わりのない旅に出ます。
悪人が一人も出てこないのも素晴らしい。

『さよならピアノソナタ』 杉井光(全四巻+一巻)
作者は音楽への造詣が深いようで、クラシックとロックを上手に料理しています。
音楽を聴いたときの感動や演奏シーンの格好良さが見事です。
鈍感なモテモテ主人公を蹴り倒したくなります。

『ライトジーンの遺産』 神林長平(全二巻)
ラノベではないのかな? 
臓器が崩壊する病気が蔓延した近未来、人造人間を主人公とした連作短編。
下巻の第一話『ヤーンの声』という中編の中の演奏シーンが白眉です。

『塩の街』 有川浩
事実上のデビュー作だったのでしょうか、後の作品に繋がるモチーフが満載。
有川さんの作品はオジサンがモテるケースが多く、大変ウレシイ。
これを読むと『海の底』『空の中』と続く三部作全て読みたくなるのでは?

ライトノベルと時代小説が出版界を支えてる気がします。




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