私が恋した「人」でした。...3
- カテゴリ:自作小説
- 2014/04/16 22:02:18
あの後、このままでは彼が風邪をひいてしまうと思い、家に呼んだ。
彼の家を聞いても全く返事をしてくれないし、帰る様子もなかったのでとりあえず呼んでみた、そんな感じだ。
彼をお風呂に入れると、私は少し早めの昼食を作り始めた。材料があまりなかったのでオムライスと簡単なものしかできなかったけれど、オムライスはよく作るので割と自信がある。
2つ作り終えてケチャップで絵を描いて待っていると、ガラガラとお風呂場の引き戸が開く音がした。
「あがったんだ。お風呂、大丈夫だった?」
お風呂上がりは、また一段とかっこよくなっていた。
私の声は彼には聞こえないようで、星が描かれた手元のオムライスを眺めている。
「これ、食べる?口に合うかわからないんだけども...」
「食べる!」
第一印象とは真逆の元気な声が聞こえると、私は笑顔でお皿とスプーンを差し出した。
キラキラと目を輝かせて一口食べると、そのまま顔を上げずに完食してしまった。
よほど美味しかったのか、それともお腹が空いていたのだろう。どちらにしても、人に食べさせるのが初めての羽弥にとってはとても嬉しかった。
「ごちそう、さま。」
「美味しかった?」
「うん....とても...!」
「君は...あ、そういえば名前聞いてなかったね、よかったら名前教えて?」
「僕の名前...ラニア。ラニア・レイル....。」
「そっか、ラニア君?よ、よろしくね!」
「君はいらない。ラニアでいいよ。よろ、し、く。」
名前を聞けただけでも、私の心臓はずっと大きく波打っている。
どうしよう、このままだと胸が壊れてしまいそうだ。そのくらいドクドクとうるさく響いていた。
「えっと、ラニアはさっき家聞いたときに答えなかったけど、家出中とかだった?そうだったらごめんね!え、えっとあんまり人と話す機会とかないから、気遣いとか苦手で、あの、」
「あのさ、...一緒に住んじゃダメ?」
大分斜め上の答えが返ってきた。
誰だって考えるはずの返事、私は即答だった。
「私だけしかいないけど、それでよかったら....」
「よかった、帰るとこなくて困ってたところ...。ありがとう。」
ねぇ神様、この気持ちに名前を付けるとしたらなんと答えますか?
私ならば....
それは「恋」だと答えます。
「私だけしかいないけど、それでよかったら....」
「よかった、帰るとこなくて困ってたところ...。ありがとう。」
ねぇ神様、この気持ちに名前を付けるとしたらなんと答えますか?
私ならば....
それは「恋」だと答えます。



























素敵配達!!
今家にみかんごろごろあるw
ミカン好きなんだ?!w
続きが楽しみだよん♪
最後の3行好きだなー
続き楽しみにしてるね
頑張って!!
呼び捨てで全然ok
じゃあなつって呼ぶね^^
可愛い