ドラマ【ロング・グッドバイ】
- カテゴリ:テレビ
- 2014/04/29 16:21:53
【感想】浅野、太ったよね~w 以前はもっとシャープなイメージでしたよね。去年だか世にも奇妙な物語に出てたのを久々に見て、あれ、こんな顔だったかなと思ってしまいました。でもまぁ、このドラマにはこのくらいの太さの方が似合ってますね。ハードボイルドの主人公は、ある程度肉付きがよくないと、格闘した時すぐ骨とか折っちゃいそうですしねw さて、2回目は意外な展開となりました。女優殺害事件の方は一向に進展しなさそうですが、3つほど新たな展開が。1つは、ヤクザというか、裏社会の顔役・正岡が、保を恩人と仰いでいたこと。しかしこれは事実かどうかはわかりません。そして彼も弁護士と同じように、この件に関わるなと言ってきた。彼は何か知ってますよね。彼は保が肝心な時に自分ではなく磐二を頼ったことを、残念だと言っていました。恐らく男同士のジェラシーみたいなものなのでしょう。だから磐二のことはあまりよく思っていない。しかし磐二は保をかばいきったことで、逆に探偵としての名を上げた形跡がありますし、何より保の恩人なので、この忠告は正岡なりの義理なのかもしれません。次の1つは、磐二の元に保が出した手紙が届いたこと。この文面を読むと、やはり保は日本から追ってきた何者かに殺されたようです。しかし、磐二が信じているように、保が志津香を殺していないのかどうかは、わからないですね。状況的には殺したように見えるのですが、罠に嵌まったとも考えられなくはありません。ここで推論が2つ成り立ちます。1つは志津香殺害に平蔵が関わっている場合。何故実の娘を殺さなければならなかったのかはわかりませんが、彼のような立場の人間だと、保身という動機が成り立つと思います。この場合、保を自殺したように見せかけ殺すことで、被疑者死亡でうやむやにしてしまう意図があったと考えられます。もう1つは、保が犯人だと平蔵が信じ込んでいた場合です。この場合、保を殺させたのは復讐のためですね。どちらにせよ、保は平蔵の命で殺されたことになります。ただ、どちらが平蔵にとって人を殺さなければならないほど切羽詰った動機になるかというと、前者かなぁと思います。後者の場合だと自ら手を汚さなくても、保を捕まえ警察に突き出せばいい話ですしね。3つ目の展開は、志津香の姉・世志乃が磐二に近付いてきたこと。一応被疑者・保の死亡で事件は片付いたはずなのに、何故姉がしゃしゃってきたのでしょう。保を助けた磐二に復讐でもするつもりなのでしょうか。それとも、彼女はまだ何か知っているのでしょうか。さて、今回もう1つの大きな展開は、今のところ本流に関係あるのかどうかわからない、作家・上井戸夫婦の一件です。どうやらこの妻・亜以子がこのドラマのヒロインのようです。何故亜以子は磐二に執拗に自分を守ってほしいと頼むのか、女優殺害事件と上井戸とは、どんな関わりがあるのか。確か上井戸は平蔵がスピーチをしている時、野次を飛ばしていたので、とても仲がいいとは思えませんよね。どうもこの事件、なかなか根が深そう。面白くなってきました。磐二が廃病院に侵入するシーンで、財前医師のちょっとおかしい息子?に猟銃を突きつけられも反撃する立ち回りがありましたが、今の日本人は銃を突きつけられるとほぼフリーズしてしまうと思います。この時代の一定年齢以上の男性は、軍人の経験がある人が多いので、今よりもっと銃が身近な存在だったのかもしれませんね。
このドラマはほぼ1時間CMなしでびっちり放映されるため、
内容的には民放連ドラの1.5倍近くありますよね。
録画してじっくり見る方がよさげですw
浅野の肉付きがよいのは、上でも書いたように昨年か一昨年放映された
世にも奇妙な物語からなので(もっと前からかもしれませんが)、
このところずっとなのかもしれません。
若い頃はシャープなキャラを要求されることが多かったけれど、
中年になってどっしり落ち着いたキャラの需要が多くなったのかもしれませんね。
エキセントリックな役を演じる俳優さんは、素ではおとなしい人だった
というのはよくありますね。逆に素で過激なことを言ったりやったりする人は、
そのイメージが強くてドラマで他の役柄を演じても嘘臭く見えたりします。
ミステリードラマは、見ただけではなかなか推理も進まないのですが、
こうやって感想を書くことで、話が整理できて推理が進みやすくなります。
浅野君、わざと太ったのではないかなって。
この人は、カメレオン俳優だから
危ない役が余りにも、板についているので、危ない人間だと思われていた話もあります。
エキセントリックでゲイでも良いから、この役を演じて欲しいと、某監督がアプローチ。
本人ごくごく、まともだから、安心したと言うオチが。。。
いつもながらの解説、ほんに助かります。
今度こそ見ますわっ。
私の好きな役者さんも、結構出てますからね。
遠藤さんや古田さんとか。