―これはアヤノとシンタローが二人で過ごしたとある夏の話。


*シンタロー*
「アヤノはさ、何色が好きなんだ?」
話題も無かったから頭に浮かんだ質問をしてみる。
「私の好きな色?
　言ってもいいけど、どーせならせーので2人同時に言おうよ！」
アヤノの口から出た言葉は俺の予想とは全く違った。
「い、いいけど。
　俺の好きな色を聞いて得することあるか?」
俺が思ったことをたずねるとアヤノはにこっと笑ってこういった。
「私が知りたいって思ったからだよ♪　
　ん～・・・じゃあ、私がせーのって言うよ～!」
マジで天使だ・・・・・って俺は何を考えてるんだよ!!!!
「お、おう!!」
それだけ俺が返事をするとアヤノが「せーのっ!!」笑顔で言った。
「「茜(赤)色」」
俺らの言った色は見事にそろった。
まあ、言葉は多少違ったが。
「わぁぁぁ!!!!　
　シンタローも茜色が好きなんだ!!
　一緒だね!
　シンタローはどうして茜色が好きなの?」
アヤノが目を輝かせながら聞いてきた。


*アヤノ*
シンタローには恥ずかしい質問をしてしまったと思う。
人間、好きなことに理由などない。
「俺は単純に好きなだけだけど、
　アヤノは理由があるのか?」
予想外の言葉にへっ!!??となんとも間抜けな声が出た。
「リ、理由?
　あるよ～！
　一つは家族を繋いでくれた色だからで、
　二つ目は主人公(ヒーロー)の色だから。
　三つ目はシンタ・・・・
　や、やっぱりなんでもない･･!」
シンタローはハテナマークを頭の上に浮かべていたけど、
私は赤くなった顔を隠すようにシンタローの少し前を歩き出した。

































































私が茜色が好きな三つ目の理由は



『シンタローの好きな色だから』


end


-------------------------------
ちゃんと投稿した!!
シンタローおめでとう!!

もやしのイケにーとのシンタロー君、誕生日おめでとう!!(カノ風w)

コメント下さい!ｗ

#日記広場：自作小説