Nicotto Town


うみきょんの どこにもあってここにいない


あさりとこいのぼり


きのう、早朝バイトのあと、
千葉に潮干狩りにいってきた。
干潮の時間、つまりあさりがとれる時間は
11時半から16時。
バイトがおわってからいったから、
早くても午後1時ぐらいからだろうなと
思っていたが、
GWということで、うちから海ほたる経由で
目的地の木更津あたりにゆくのに、
けっこう道が混んでいて、
空いてればなんと、1時間ちょっとでつく
らしいのだが(そのことも驚き…さすが海をとおって
京浜と房総をむすんだ道だ)
3時間かかり、ついたのが2時過ぎ。
車から、潮干狩り会場である遠浅の砂浜をみると
人だらけだったし、
駐車場も帰る客を待っての大混雑だった。
いつも午前中にいっていたから、
もう、みんなアサリ、採られた後で、のこってないんじゃないかと
思ったし、4時まで、時間もあと1時間半ぐらいしかない。
今年はあまり、期待できないかなと
思ったが、まあ、アサリ、あんまり採って帰っても
調理が大変だしなあと、思いなおし、
さてさて、アサリ採り開始。
もう何度めかなので、履きなれたぼろサンダルの着用
(ビーチサンダルなどだと歩きにくい)、
半ズボン、貴重品を入れるウエストポーチ、帽子、サングラス、
肩からかけるタオルなど、服装も考えられてる。
もってくものもだ。
それはともかく、海だ。遠浅なので、あまり海という感じがしない。
けど、砂をほる感覚がたのしい。
今年はなるほど、いつもよりところどころ潮がみちていて、
なんだか大きな中州のような砂場で、掘っていた。
人が採った後みたいだったが、それでも小さなアサリが
ぽつぽつ採れる。たまに小さなカニをみかける。
白っぽいカニなので、アサリみたいだ。とって逃がしてやる。
一時間ぐらいしたら、なるほど、潮が満ちてきた。
採っていた場所がくるぶしぐらいまで海になる。
すこしづつ、陸地側に移動。
つれは、ちなみに、ずいぶん、潮が満ちるまで、
膝ぐらいまで水につかりながら、同じ場所で掘っていた。
まわりにほとんど人がいない。
遠泳で泳いでいった人がぽつねんと残ってるみたいに。
わたしですら、陸にむかうとき、かなり深くなったところを
歩いて帰ってきたのだが、それから十分後ぐらいに帰ってきた
彼は、さほど濡れていないようだった。
彼はどうやって帰ってきたのか。
わたしは膝上のズボンのすそが濡れたのだけれど。
最後の方は、砂を掘るというより、ほとんど浅瀬の海の中、
流れてきたアサリだか、出てきたアサリを、探して
拾うという感じになっていた。
これはこれで新鮮。砂浜で、波打ち際で遊んでいる感覚。
わりと澄んだ海水…、砂ですぐに、一瞬にごってしまったりするが…
海の中から、貝をひろう。
波打ち際(潮が満ちてきているので、すぐに波打ち際が後退してしまうのだが)で
はだしで、遊んだのは、いつが最後だったか…。ずいぶん前のような気がする。
小さな魚も群れをなして泳いでいる。
足で踏まないかどうか心配なほど、すぐ近くで。
だいぶ潮が満ちてきてから、沖から帰ってきたつれに時間をきいたら
まだ3時40分だった。あと20分ほどある。
けれどそれから5分ぐらいで、もう採る(拾う)のをやめた。
もう満潮になっても海に浸らないだろう、というぐらいの場所しか
砂浜がなくなってきていたし、そろそろ中腰でいるのも、疲れてきていたし。
潮干狩りでは、つれのほうが、いつも採るアサリの量が多い。
でも、はじめて行ったときより、わたしの採る量も、すこしづつ増えてきている。
ひとり二キロまで無料だが、実際どのくらいなのだろう?
ともかくそこまで全然届かない…。
帰るときに、量をしらべるのだけれど、わたしたち二人は
計るまでもなく、ああ、いっていいよ、と通された。
けれど、二人で食べるには、十分…家に帰ってきて広げたら
けっこうな量だった。
足についた砂を洗い場で洗う。
まっぱだかの小さな子供もいる。まるで海水浴にきてるみたいだ。
アサリを洗って、発泡スチロールにいれて、もってかえる。
(ここにも、色々テクニックがあるのだけれど、省略)。
帰り道。混んでいたし、海ほたるのPAに入るのにも並ぶので…
と、本当はよらないことにしていたのだけれど、
ちょっとみやげがほしかったので、よることに。
わたしはバイト先へのみやげと、八街の落花生がほしかった。
八街の落花生は、はねだしみたいな安いものしか買ってないのだけれど
おいしくて、いつも千葉にくると買っている。
たぶん、最初に買ったのは、観光できたからでなく、
千葉市美術館にきたときだ。駅の構内でワゴン販売で売られていた。
海ほたるで、夕景の海をすこしだけみることができた。
建物のふきぬけの部分に、鯉のぼり。
自分に兄弟がいなかったし、子どももいないからか、
なんとなく鯉のぼりに縁がなく、だからこそ、鯉のぼり、
ずっと気にかかる存在だった。折り紙でつくったり、小さな鯉のぼりを
自分用に買ったり。こうして見かけるたび、なんだか憧れの相手に
出逢ったような、妙なときめきに似たものを覚えるのだった。
そういえば、うちの近くの公園、田んぼが復元して作られている
素敵な公園に、鯉のぼりが毎年、およぐ。
今年も、水をはった田んぼの上を、ぐんぐん泳いでいる。
これをみるのも、楽しみのひとつになっている。
海ほたるに戻ろう。つれは、自分のつまみを買った。
帰りは、意外と空いていた。
帰ってきて、ネットで調べて、アサリの砂抜き開始。
アサリレシピもしらべる。
最初は、砂を出しているアサリが、かわいそうな気がしたが、
今はなんとも…、けれども、アサリたちを、十分に味わおうとは思っている。
ワイン蒸し、ボンゴレ、スープ、アサリご飯、しぐれ煮…。
明日は、田んぼのある公園で、子どもの日イベントがあるみたいだ。
バナナのたたき売り、手打ち蕎麦の販売、
この公園は、いいわすれていたけど、移築された古民家も
立ち並んで、ちょっと素敵な場所なのだ。
明日はここに出かける予定、
鯉のぼりも田んぼ池に、映って、およぐだろう。






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