リア充爆発しろ
- カテゴリ：自作小説
- 2014/05/05 16:23:02
まったく、なんでこの世の中はリア充ばっかりなんだ？
そうだ、リア充なんてみんな爆発していなくなればいいんだ！
そう思い、俺は7つ集める事で願いが叶うといわれる伝説のオレンジ色の玉を探す旅に出た。
時には断崖絶壁をよじ登り、時には強大な悪との戦いを繰り広げたり、
そして、とうとうオレンジ色の玉を７個集めることができた。
さあ、いよいよ世界中のリア充を爆発させる望みをかなえてくれる神を
降臨させる準備ができたぞ。
近所の空き地にオレンジ色の玉を7つ並べると俺は唱えた。
「さあ！出でよ、我が望みをかなえてくれる神よ」
すると、どうだろう、夜でもないのに周りは暗くなったかと思うと
天の雲が玉の真上で渦が巻き、その中心からは稲光と轟音。
どどーーーーん！！！
ぴしゃーーーん！！！
付近の数メートルだけがスポッライトを浴びたように明るくなり、
天空から東京スカイツリーがさかさまにしたような巨大な竜が体を
くねらせながら俺の方に向かって降りてきた。
お前か、我を呼び出したのは？
「お、おう」
なにが望みだ？言ってみよ。
「リア充爆発しろ！」
わかった、望みをかなえてやろう。
逆さスカイツリーの竜が静かに天空に帰っていき、あたりは再び明るくなってきた。
「おい、何も起きないじゃないか？」
そう思った刹那・・・
ドーン！
ドドーン！
グワァーーーン！
ドグューオオォン！
周りが次々と爆発していく。
俺の周りで大小数々の爆発が起こる。
ズグォーーン！
ヴァグォーーーーン！
おそらく世の中のリア充たちが次々に爆発しているのだろう。
そう思うととてもいい気分になっていく。
オレンジの玉を苦労して集めた頃の事を思い出す。
ああ、この時のために頑張ってきたんだなぁと感慨深くなり、目の奥が
熱くなってきた。
ああ、なんて充実した時間なんだろう・・・
ボンッ！！
・・・そして俺は爆発した。
( `･ U ･´ )
| Δ | キタヨー
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|∧ おとなしくしてろ…
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(눈_눈)三 そうしないと
(＼＼ 三 お前のイモを
＜ ＼ 三
＼
(／_눈) 綺麗に削げねぇ
( ／ だろうが…
／く
それでは仕方がない。
その代り、一年に一度、皆の願い事を叶えるのだ。
/::::::;ゝ-──- ､._/::::::ヽ
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'三三ﾐﾄ､::::::::::::::i＾i三三/
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笹しか食べられないんです・・持っていかないでください・・
あれ？もしかして非リア充？？？
なるべく文字を減らす努力をしてみました。
星新一みたいｗ