Nicotto Town


よかろうもん♪


犬の家

子供達が幼稚園から小学校の中頃まで住んでいたところは
怖い話シリーズでお話した、同居人のいる部屋ですw

いわゆるマンション風アパートという感じの、田んぼの中にポツンと建った
3階建ての鉄筋コンクリートの賃貸住宅でした。
あまり大きくはないので、大人の目で見れば各フロアの戸数も多いとは思わないのですが
子供の目線だと、同じドアがズラズラと並んだ威圧感のある光景だったんだと思います。

その中ほどの部屋に住んでいたので、子供達が帰宅時にドアを間違えないように
取っ手に目印をぶら下げるという対策をしていました。
ホームセンターで見つけた青い犬の形の木製プレート♪
風に揺れて乾いた音をたてる、その小さなプレートは予想以上に子供達に安心感を与えていたようです。

遊びに来るお友達も「犬の家」を合言葉に、入り口を探しあてていたようでした^^
青い犬は、真っ直ぐな通路を駆けてくる子供達にとって心強い目印になっていました。

そんな「犬の家」に立ち寄る子供達の中に、一風変わった子がいました。
長男よりひとつ年上のコウちゃん。
お母さんが看護師さんで鍵っ子です。
ちょっと赤カンガルーっぽい愛犬のお散歩以外は殆ど外に出ず、ゲームばかりやっていました。
なので、ゲームは達人w

家の兄弟と同学年の友だち数人で相談しながら数時間をかけて倒したロックマンの中ボスを
コウちゃんは、いとも簡単に小声で「バイバ~イ」とつぶやきながら秒殺して通過していきます。
羨望の眼差しを浴びながら、無口だったコウちゃんは少しずつ笑顔で自分のことを話したりできる子になりました。
青い犬に誘われてやってきた彼のほんの少しの変化を、当時の私も日々楽しみにしていました。

この頃時々思うんです。
「犬の家」に行くような気持ちで
コウちゃんがこの街(ニコッとタウン)の住人になっているんじゃないかな?って・・・・

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2009/08/27 14:50
赤カンガルー犬はねぇw
ぜひ、お見せしたいくらい赤カンガルーなんですよ^^
私は普通のオバチャンにすぎませんが、子育て中はどの子に対しても鷹揚な気持ちでいられたので
子供を育てるっていうことが精神の安定につながっていたんだなと思っています。
なんだかね~少しの余裕だと思うんです。
ほんの少し、他人の子も目の端にいれてやれる余裕をみなが持っていれば
子供達の生活にも安心と余裕が生まれると思うんですけどね・・・
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2009/08/27 12:47
私も赤カンガルーっぽい犬がまず気になりましたすいません(*ノωノ)
なんでしょう、そういう立ち寄れる居場所が自宅以外にあるっていう感覚、今の子にもあるといいな、と
思ってしまいました。あんまり最近近所で子供達が外で遊んでいる姿を見ない気がするんです。
鍵っこの寂しさ、私は味わったことないですけど、そういう子たちを見守る地域の目、あって欲しいなと
思いました。魔女さんってステキだなぁ。。。
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2009/08/27 10:41
ゲームを否定する大人も多いですが
見守る側の姿勢に一貫性があれば、プラスな面も多いと思います。
自信にも繋がりますしね^^

赤カンガルーっぽい犬はね~w
スリムでジャンプ力があって・・・とにかく赤カンガルーでした^^
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2009/08/27 10:31
ドア取っ手に目印!かわいい~~~(≧∇≦)
ゲームうまいとかって、子供の時は結構おいしいです。
「すげーー!(゚д゚) 」て言ってもらえて。
白ここはもちろん「すげーー!(゚д゚) 」て言う側でしたww

ていうか「赤カンガルーっぽい犬」って?!w
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2009/08/27 09:49
>朱華さん
絵に描いたように幸せに満たされて何不自由無く育てる子供って、むしろ珍しいですからね。
とはいえ、子供は乗り越えます。
大人なら泣いて挫折してしまうような困難な状況でも、子供は逞しく乗り越えますからね。
乗り越えて振り返るとなんでもないことと思って、いずれ忘れてしまうんです。

朱華さん自身や、身近な大事な友達が乗り越えた大きな壁が
心の片隅に沢山ゴロゴロころがってるんでしょうねぇ・・・
もう思い出す必要もなくなったことのはずなので、安心してください。

>みっきーーさん
自然な形で見守るという環境が希薄になってきましたからね。
各地域で子供の駆け込み寺というものは考えられているようです。
受け入れ態勢があるってことが
看板掲げなくても自然に滲み出るような空気こそが必要なんじゃないかとは思いますが・・・
ほんのチョッピリの心の余裕なんでしょうけどね^^
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2009/08/27 09:41
>Lolaさん
犬の家が立ち寄りやすい場所だったことが、ほんの少しでも勇気の足しになったのなら嬉しいですね^^
爽やかに言い切りましたね~ww
心の拠り所って、あると無いとじゃ大違いなので・・・・
ニコに彼がいた場合のことを考慮して、最初は実名から遠いケンちゃんを仮称にしましたが
結局、実名に近いコウちゃんに修正しました。
いるなら、ちょっと話してみたいですw

>招き猫さん
そうそう、確かに親の方が学ぶことは多いかもしれません。
彼らは学ぶというより体の一部に取り込んでますからね~様々な体験を・・・
でもね、やっぱり大人の支えは必要なんだと思います。
招き猫さんがいてくれる安心感が、キアヌくんを成長させているんだと思いますよ。
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2009/08/27 09:34
>KINACOちゃま
すみません。ちょっと修正しました。
なんだかねぇ、ゲームの世界に身を置いて寂しさを紛らわせていたその子が
この同じニコの世界のどこかにいるんじゃないかと思ってねw
なにしろ人口増えたでしょ?「あると思います。」なんですけど・・・

近隣の家や大人の様子って、結構子供達はいろいろと感じ取っているようですね。
だから、おろそかにはできない。
わが子が可愛いとね、その友達も幸せであって欲しいと思うんですよ。
自分の子供が良い環境を得るには、一緒にすごす仲間も大切ですからね。

全力投球というか、あまり分けて考えてなかったように思います。
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2009/08/26 23:24
なんか「はっくくんのいえ」みたいだわ^^
「はっくくんのいえ」っていうのは、子どもの駆け込み寺っていうか
困ったことがあったら駆け込める家で、家の前に「はっくくん」(とりのようなキャラクター)
のプレートが掛けられているんですよ
地域の子どもを守る為の取り組みなんです
それを思い出してしまいました^^
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2009/08/26 23:00
近頃、魔女様のブログには寂しい瞳の子供がよく登場するので
ちょっと胸が痛かったりします。
なんでかなぁ。
思い出したくないことがあるのかも知れないです。
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2009/08/26 21:44
子供って・・・すげーなぁって思います。
いつの間にか、何も教えていないのに、しっかりと何かを学んでいます。
親の役割って、特に父親の役割って何なんだろうか。
本当は子供なんて勝手に成長するもので、その成長を目の当たりにする事によって
学んでいるのは親の方なんじゃないのかなぁ?
そんな風に思うこの頃ですわ。
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2009/08/26 16:12
愛と勇気の物語ですね☆
私にとっての犬の家は彼の腕の中です(`・ω・´)シャキーン
ケンちゃんが心の拠り所を捜し当てられます様に☆
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2009/08/26 15:19
最後の部分が、よく読み取れなかったのです。
どういうことなんだろう。。。

チビぃ人達の友達で、真っ赤な家の子が居たんです。
そこんちの母は、ピンクハウス好きの母でした。

その新築の真っ赤な家は、子供達に予想以上の「落ち着きの無さ」をもたらしたようで、
スクールゾーンをなんとか替えよう、った話しまで、玄関会議場で行なっていました。
なので、梅図かずおさんの家に反対が起こった気持ちも、まぁ、わかん無い事無かったです。

魔女様は、ほんとうに子育てに全力だったんですね。
しなやかではありますが、全力投球だったんだろうなぁって感じています。



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