要らないんだ。
こんな汚くて嫌な気持ちになったりする感情なんてさ。
人間は世のため人のためとかいうけれど結局は自分のため。
幸せなんて求めなくていいのにさ。

それならば共通の教科書でも作ってきちんと定義してよ。
「人のあるべき生き方」とか「清くて正しい男女関係」とか。

僕らは寂しい寂しいって簡単に言って、
いちいちいちいち分かり合えた振りしてさ。
満たされることを「愛｣と勘違いして、
最後は結局どっちのココロも傷つくんだ。
何も分かってなんかいないんだよ。
ばっかみたいだね。

ダメだったんだよ。人類はさ。
それはもうとっくの昔から手遅れだったわけで、
この先どうなって行こうが本能は自分の都合のいいように
波長を合わせていくんだ。
汚れきってしまっている感情と石のようになってしまったココロ。
求め合っている有様だ。

「汚いから触らないで。」
僕は冷たく言い放った。

さっきからずっと君の悲しい話を聞いている。
どういうつもりなの?
茶化して冷やかして散々やりたいことだけやったなら
もう、笑いはなしなんていうことは可笑しい。

見栄えばかり気にしすぎてまさに、敵を見ているみたい。
かなりやばい。
頭の中がもうダメだよ。

僕らはいつも欲に毒を刺されて。
欲しかった物を手に入れて、だけどすぐに飽きちゃって放り出してさ。
それで、また次のオモチャを見つけて言うんだ。
「君は捨てたりしない。
　僕には君しかいないんだ」ってね。

やっぱりそんなものなんじゃんか。
所詮、人間なんて自己中で。
僕らだってそうなんだ。
もっと汚い色に染まっていくんだよ。

冷め切ってしまったみたいなんだ。
偽善なんてもう二度と見たくもないし。
だから、いっそ涙を流していたってさ。

「僕は人間が嫌いなんだよ。
　だから近づかないで?」
黒い笑顔を顔に浮かべた。

人間、夜は夢を描いて、朝は希望を抱いて、清く正しく前を向いて欲しい。
どう考えたって無理なことだけれども。
人間の汚い感情がなくなればいいのに。

「待って。そんなに無理しないで?」

そんなことを言ってくれる人もいなくて。
泣いてただただ、悲しんで。
こんな思いをするのは何回目･･･?

綺麗好きすぎてもう。

―全て......全て見たくないよ!!

やっぱりダメだったんだ。人類はさ。
それはとうに分かりきっていたことで。
エゴばっかりの世界なんて息を吸って生きていく事だって困難で。
誰だってわかっているんだ。
自分勝手なんだって価値だって。

だから口塞いじゃってても。

自分には関係ないようにはき捨てるんだ。


―もう知らない。じゃあねバイバイ。

--------------------------------------
曲のまんまｗｗｗ

ごめんね～ｗｗ
暇だったから今日投稿した～!!ｗ
終わりｗ

#日記広場：自作小説