*キド*
「明日はカノの誕生日だ。
　ということでカノに悪戯(意地悪)をしようと思うんだ。」
今、カノ以外のメンバーで明日についての話し合いをしている。
ここにいるメンバー(カノ以外)は全員カノのことが大好きだ。
もちろん、恋愛対象としてだぞ?
「いいですね！！　
　ですが何で悪戯するんですか?」
エネの質問の答えは勿論・・・
「マリーに作ってもらった欺けない猫耳が生える薬だ。(ｷﾘｯ」
マリーは「えへへ・・・//」といいながらもすごく誇らしげだ。
「それでも可愛いっすけど、もっとやりません?
　例えば、パーカーを入れ替えるとか!!」
セト、いいこといったな!!
「いいですね!!(な!!)」
みんな共感したらしく、カノへの悪戯の内容は決まった。

1、マリーに作ってもらった欺けない猫耳が1日だけ生える薬。
2、衣装変える。
3、誕生日会。

という流れだ。
明日は全員の予定が空いていたため大掛かりなことができそうだ。

その日は各自で明日のための準備、ということで解散となった。

*カノ*
今日は僕の誕生日!
みんな覚えててくれてるかな～?
服を着替えるとき頭に違和感を感じた。
鏡を見るとそこには猫耳のついた僕が映っていた。
「うわぁ!!!!???」
思わず朝から大絶叫・・・・。
あ、そうだ、欺けばいいんだよ!
そう思い能力を使う。
だけど、変わったのは僕の表情だけで猫耳は欺けない。
何で!!??
でられないじゃん!!!

「カノ～!!
　朝ッすよ～!
　早く起きてこないとキドにお玉で殴られるッすよ～?」
ドアの外からセトの声が聞こえる。
これはますます不味い・・・・。
「セト、今日は引篭もらせてもらうよ・・・」
少し小さめの声でセトに言うとドアがバンッ!!という鈍い音を出して開いていた。
「な・・・っ」
僕はとっさに布団を被った。
理由?
そんなもの決まってるじゃないか!
これを見られたら恥ずかしいからだよ!!!
「カーノー?
　早くいくっすよ～!」
布団を引き剥がされ、セトにムリヤリ抱きかかえられて部屋から出る。
ちなみに?セトは何故か鼻血を流していた。

その後はみんなに猫耳のことを言われかわいいだの何だの言われ、写真を撮られ・・・・
羞恥だった。

「じゃあ、マリー始めてくれ。」
キドが言ったとたん目の前が真っ暗になった。

*キド*
全員の服を変えることになった。
「カノにはマリーの服着てほしいッすね～
　不思議の●のア●ス見たいな感じで可愛いッすよね～!!」
鼻血を拭け。鼻血を!!
「それもいいな!!
　ってことで、そうしよう!ｗ」
みんなの服はとっかえひっかえ変わっていった。
コノハ→セトのつなぎ
マリー→キドの服
シンタロー→モモの服
モモ→ヒビヤの服
エネ→シンタローの服
ヒビヤ→エネの服
セト→コノハの服
俺→カノの服
カノ→マリーの服

カノ・・・似合いすぎだろ・・・・
全員の顔がにやけている。
サイズは!?
と思うだろうが俺とマリーの裁縫の腕をなめるなよ!!ｗ

おっと、そろそろカノが起きるだろう。
「僕なんで寝て・・・ってええええええええ!!!!???」
自分の服とみんなの服を見て大絶叫ｗ
カノ、可愛すぎるだろ・・・・
襲ってもいいか?((
「カノ、誕生日おめでとう!!!」
全員で準備した飾り付けや料理の横でクラッカーを引っ張る。
カノが嬉しそうな顔で「ありがとう!みんな大好きだよ!!」と言ってしまったため全員の顔がにやけていた。

～後日～

*カノ*

「ねえキド。
　そういえば前なんで僕マリーの服を着てたの?」

「それはだな。。。
　お前が可愛いからだよ(ｷﾗﾝ」

キドメン・・・!!
・・・じゃなくて
「可愛いって何さ可愛いって～!!!」
アジトに響いていたのはその日も僕の叫び声だった。

----------------------------------------------
総受けになってましたかね!!??

不安・・・・
友達からカノに一番にてるという僕に誕生日のメールが来ましたよ・・・ｗｗ

コメンと待ってます!!!

#日記広場：自作小説