カゲプロ 君はいつでも守ってくれた(死ネタ)
- カテゴリ:自作小説
- 2014/05/13 20:45:20
*キド*
それはずいぶんと唐突なことだった。
コノハを黒くした奴例えると・・・そう、クロハが俺達の前に現れたのだ。
「俺はお前達を殺るために来た。」
そして俺に銃口を向けた。
パンッという銃声がアジトに響いた。
痛いと思ったが痛みは感じなかった。
恐る恐る目を開けると腕を押さえて蹲るカノの姿があったのだ。
「よかった・・・
キドが無事で・・・」
クロハは俺とカノを見て小さくしたうちをした。
「仕方ねえ。今回は団長は見逃すとするか。」
といってセトに拳銃を向ける。
大切な幼馴染が俺の目の前で・・・・『死ぬ』
「やめろ!!!」
と俺が叫んだときカノはセトを遠くに突き飛ばして笑ったんだ。
『今までありがとう。
みんな大好きだよ。』
と声にならない声で言って。
「カ・・ノ・・・?
嘘だよな・・・!?
起きろって・・・」
冷たくなったカノを抱きしめて泣き続ける俺とセト。
そこにはもう、クロハの姿はなかった。
「ごめんっす・・・
俺のせいでカノは・・・・」
セトは自分のことを責め続けている。
無理もないだろうし、俺の責任でもある。
自分達の身代わりに大切な幼馴染が死んだんだ。
どうしてこうなった・・・?
カノは何故死んだ・・・?
全部『アイツ』のせい?
違う。確かにアイツも悪い。
だけど俺らもアイツと一緒なんだ。
カノに頼ってばっかりで何もできずに俺らはカノを死なせてしまった。
なぁ、カノ。
今更だし、気づくのがすごく遅いけど・・・
俺はさ、『カノが好きだったんだ。』
幼い頃から俺とセトを守ってくれて、優しくていつも助けてくれて、最期は自分を犠牲にして俺とセトの命を救ってくれた。
そうだったんだ。
この頃から俺はカノのことが好きだった。
もう一度。
神様、もう一度だけあの大バカに会うことができるのならどうしても伝えたいことがあります。
―私は今までもそしてこれからも修哉のことが大好きです。
柔らかな風が吹くと俺の腕の中で眠っているカノが少しだけ微笑んだ気がした。
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同級生にこれの元を見せたら叫びながら踊ってました~♪
コメント下さいww
何で死んじゃったのーーーー!?
いや、カノくんの代わりになら私が死にますが!?
クロハに殺られるなら本望すぎます喜んで死にますむしろ死なせて!!
うん、死ネタ私も書きたくなってきたわ←
ちょっと書いてくる((
キド仲間思いだし…
感動しちゃったじゃないか (ノД`)・゜・。
クロハ許せん・・・w
だが、好きだw
カノ優しすぎて泣けてくる・・・;;