林隆三さん、合掌、、
- カテゴリ:テレビ
- 2014/06/09 14:16:23
私が、林隆三さんを見た記憶は多分、、この。。。
子供心にも、最高に面白かった、、ドラマ。。。。だった
再放送してくれないかなぁ、、、
まだまだ70歳、、、残念、、、です、、
ご冥福を、、お祈りいたします。。
お荷物小荷物
以下転載
http://blogs.yahoo.co.jp/next0902/39700575.html
私が覚えているのは、沖縄出身のお手伝いさん(本名:今帰仁~、中山千夏)がお手伝い先の息子の誰かと恋仲になり、ふたりが結ばれそうなときに、近所の小父さん(?戸浦六宏)が「君たちは太平洋の波涛を越えて、日本と沖縄の結びつきのシンボルとなるのだ」などと大時代な台詞を吐いた場面である。
先輩の小沢さんも一緒に見ていて、苦笑していた。私が東京を去った昭和46年3月直前の頃の話である。映像が残っているなら、もう一度見てみたい。脚本が佐々木守さん(物故されたらしい)だから、見ていたのかも知れない。なぜなら、大島渚の映画に夢中で、「絞首刑」などの脚本を佐々木守さんが書いていたからである。そう言えば、東外大の学生運動家の野崎君(だったと思う)が中山千夏が司会をする昼のワイドショーにマスクをかぶって出ていたことがある。彼の発言を聞いて、中山千夏は「見込みある人だ」と言ったらしい。
以下は、ネットで調べたことです。
「お荷物小荷物」(朝日放送、TBS、1970.10.17~1971.2.13 TV)
脚本:佐々木守 プロデューサー:山内久司 演出:西村大介
音楽:佐藤允彦 衣装:こしのひろこ
出演:志村喬/ 桑山正一/ 河原崎長一郎/ 浜田光夫/ 林隆三/ 渡辺篤 / 佐々木剛/ 中山千夏 / 佐藤慶 / 戸浦六宏 / 鮎川いずみ
シュールなブラックユーモアをちりばめ「脱・ドラマ」と呼ばれたアバンギャルドなTV番組。 同じ路線の前作「月火水木金金金」も中山千夏、吉田日出子、日色ともえ、吉村実子が365万円の遺産を受け取った後、家族がばらばらになる様を描く異色作だったのをさらにバージョンアップした。
引き続き主演の中山千夏は沖縄生まれのお手伝いさん、男尊女卑の運送屋の家族に入りしごきに耐えつつ、「沖縄の本土への復讐」というテーマのもとかきまわしていく。
手法的にも出演者がスタジオのスタッフ、見学者、視聴者に突然呼びかけるなど、思い切った演出がみられた。ストーリーもさることながら、突然役者が自分自身に戻ってしゃべりだしたり、アドリブもNGもOKの過激な実験演出(ゴダールの影響と言われる)が続出。
しかしそこが受けてしまうのが過激な70年代。関西では視聴率36%を記録し、後に「必殺」を手がける大阪朝日放送・山内プロデューサーの出世作となった。
【物語】
東京は、とある下町の「滝沢運送店」
床の間には日の丸と日本刀が飾られ、それを日本男子の象徴として生きるための心の支えとしている家長の忠太郎(志村喬)をはじめ、忠太郎の息子の孝太郎(桑山正一)、孝太郎の子供たちの長男 仁(河原崎長一郎)、次男 義(浜田光夫)、三男 礼(林隆三)、四男 智(渡辺篤史)、五男 信(佐々木剛)の七人家族で暮らしている。女に人権を認めない、男だらけの男尊女卑七人家族のなかで、沖縄から上京して住み込みでお手伝いとして働き始めた田の中菊(中山千夏)。実は、滝沢家に菊が来たのには理由があった。四年前に菊の姉、洋子が滝沢家でお手伝いをしているとき長男の仁と恋に落ち、結婚の許しを仁と忠太郎に請うと一方的に捨てられてしまった。
失意のうちに沖縄へ戻った洋子だったが、仁との間にできた子供を産むとすぐに病死してしまう。田の中菊こと本名「今帰仁(なきじん)菊代」は姉の復讐と、その子供である仁一を滝沢家に認知させるために素性を隠して滝沢家に潜り込んだのであった。
「飛行機をのっとるのはハイジャック、船をのっとるのはシージャックなら、私は家をのっとるんだからホームジャックだ。」と菊は決意を新たにする。菊は男たちのしごきに耐え、得意の空手を駆使しつつ、男たちを手玉にとり次第に彼らを取り込んでゆくのであった。
★横浜放送ライブラリー http://www.bpcj.or.jp/ より
最終回は、菊(中山千夏)はなんとか忠太郎に仁一を孫と認めさせる事に成功、
市庁舎に向かって、「では、みなさん、これでお荷物小荷物は終わらせて頂きます」。
それで納まらない五兄弟がやってきて、「俺たちゃ、今まで何をやってたんだ」
菊「だって、今日で最終回だから」
五兄弟「なら、続編をやればいい。それテーマ曲!タイトル!」
タイトルが始まるが、ちょっと様子がおかしい。いつの間にか徴兵制がしかれて
戦争が始まっていたのだ。五兄弟も戦場へ行き、戻ってくる事ができなかった。
5人の墓の前にぬかずく菊。そこに五兄弟が幽霊となって、自分達のうち誰か好きだったのか、問い詰める。
菊「私が一番好きだったのは、視聴者の皆さんです」
五兄弟「インチキだ」
レギュラー全員集合し、続編の製作が決定した事を視聴者に報告し、 しばしの別れを乞う。
朝日放送、TBS、1970.10.17~1971.2.13
内容を簡単に説明すると、志村喬を家長とする‘男尊女卑’主義の男所帯に、中山千夏扮する勝ち気なお手伝いさんが沖縄からやってきて家族をひっかき回す・・・というものなのだが、しばしばストーリーから脱線して時事ネタ(よど号ハイジャック事件など)が語られたり、NGシーンがそのまま流されたり・・・斬新な演出が印象的だった。
ここからは泉麻人さんの記事です。
実は手元に、熱狂的なファンの方が編集した詳細な研究本(編集者・加藤義彦 ’92年刊)がある。これを参考にすると、主だった配役は以下のとおり。
家長・滝沢忠太郎 志村喬
その息子・孝太郎 桑山正一
長男・仁(じん) 河原崎長一郎
次男・義(よし) 浜田光夫
三男・礼(れい) 林隆三
四男・智(とも) 渡辺篤史
五男・信(しん) 佐々木剛
お手伝い・田の中菊 中山千夏
中山千夏は「あなたの心に」というフォークソングがヒットしてブレイク中の頃、林隆三と佐々木剛はアイドル俳優として売り出し中の時期だった。露骨なセックスネタもよく出てきて、次男の浜田光夫がいう「ナニをする」というフレーズが僕ら中学生の間でもハヤった・・・おぼえがある。
脚本の佐々木守は当時「おくさまは18歳」なども手掛けていた新進気鋭の売れっ子で、音楽担当の佐藤允彦(その後、中山千夏と結婚)の主題歌(インストゥルメンタル)も、いまでいう「ラウンジ・ミュージック」調のシャレた雰囲気だった。
ちなみに、研究本のスタッフロールによると<ドレス・コンサルタント>としてコシノヒロコの名もある。やはり、時の先端人が集まって制作されていたドラマなのだ。
先輩の小沢さんも一緒に見ていて、苦笑していた。私が東京を去った昭和46年3月直前の頃の話である。映像が残っているなら、もう一度見てみたい。脚本が佐々木守さん(物故されたらしい)だから、見ていたのかも知れない。なぜなら、大島渚の映画に夢中で、「絞首刑」などの脚本を佐々木守さんが書いていたからである。そう言えば、東外大の学生運動家の野崎君(だったと思う)が中山千夏が司会をする昼のワイドショーにマスクをかぶって出ていたことがある。彼の発言を聞いて、中山千夏は「見込みある人だ」と言ったらしい。
以下は、ネットで調べたことです。
「お荷物小荷物」(朝日放送、TBS、1970.10.17~1971.2.13 TV)
脚本:佐々木守 プロデューサー:山内久司 演出:西村大介
音楽:佐藤允彦 衣装:こしのひろこ
出演:志村喬/ 桑山正一/ 河原崎長一郎/ 浜田光夫/ 林隆三/ 渡辺篤 / 佐々木剛/ 中山千夏 / 佐藤慶 / 戸浦六宏 / 鮎川いずみ
シュールなブラックユーモアをちりばめ「脱・ドラマ」と呼ばれたアバンギャルドなTV番組。 同じ路線の前作「月火水木金金金」も中山千夏、吉田日出子、日色ともえ、吉村実子が365万円の遺産を受け取った後、家族がばらばらになる様を描く異色作だったのをさらにバージョンアップした。
引き続き主演の中山千夏は沖縄生まれのお手伝いさん、男尊女卑の運送屋の家族に入りしごきに耐えつつ、「沖縄の本土への復讐」というテーマのもとかきまわしていく。
手法的にも出演者がスタジオのスタッフ、見学者、視聴者に突然呼びかけるなど、思い切った演出がみられた。ストーリーもさることながら、突然役者が自分自身に戻ってしゃべりだしたり、アドリブもNGもOKの過激な実験演出(ゴダールの影響と言われる)が続出。
しかしそこが受けてしまうのが過激な70年代。関西では視聴率36%を記録し、後に「必殺」を手がける大阪朝日放送・山内プロデューサーの出世作となった。
【物語】
東京は、とある下町の「滝沢運送店」
床の間には日の丸と日本刀が飾られ、それを日本男子の象徴として生きるための心の支えとしている家長の忠太郎(志村喬)をはじめ、忠太郎の息子の孝太郎(桑山正一)、孝太郎の子供たちの長男 仁(河原崎長一郎)、次男 義(浜田光夫)、三男 礼(林隆三)、四男 智(渡辺篤史)、五男 信(佐々木剛)の七人家族で暮らしている。女に人権を認めない、男だらけの男尊女卑七人家族のなかで、沖縄から上京して住み込みでお手伝いとして働き始めた田の中菊(中山千夏)。実は、滝沢家に菊が来たのには理由があった。四年前に菊の姉、洋子が滝沢家でお手伝いをしているとき長男の仁と恋に落ち、結婚の許しを仁と忠太郎に請うと一方的に捨てられてしまった。
失意のうちに沖縄へ戻った洋子だったが、仁との間にできた子供を産むとすぐに病死してしまう。田の中菊こと本名「今帰仁(なきじん)菊代」は姉の復讐と、その子供である仁一を滝沢家に認知させるために素性を隠して滝沢家に潜り込んだのであった。
「飛行機をのっとるのはハイジャック、船をのっとるのはシージャックなら、私は家をのっとるんだからホームジャックだ。」と菊は決意を新たにする。菊は男たちのしごきに耐え、得意の空手を駆使しつつ、男たちを手玉にとり次第に彼らを取り込んでゆくのであった。
★横浜放送ライブラリー http://www.bpcj.or.jp/ より
最終回は、菊(中山千夏)はなんとか忠太郎に仁一を孫と認めさせる事に成功、
市庁舎に向かって、「では、みなさん、これでお荷物小荷物は終わらせて頂きます」。
それで納まらない五兄弟がやってきて、「俺たちゃ、今まで何をやってたんだ」
菊「だって、今日で最終回だから」
五兄弟「なら、続編をやればいい。それテーマ曲!タイトル!」
タイトルが始まるが、ちょっと様子がおかしい。いつの間にか徴兵制がしかれて
戦争が始まっていたのだ。五兄弟も戦場へ行き、戻ってくる事ができなかった。
5人の墓の前にぬかずく菊。そこに五兄弟が幽霊となって、自分達のうち誰か好きだったのか、問い詰める。
菊「私が一番好きだったのは、視聴者の皆さんです」
五兄弟「インチキだ」
レギュラー全員集合し、続編の製作が決定した事を視聴者に報告し、 しばしの別れを乞う。
朝日放送、TBS、1970.10.17~1971.2.13
内容を簡単に説明すると、志村喬を家長とする‘男尊女卑’主義の男所帯に、中山千夏扮する勝ち気なお手伝いさんが沖縄からやってきて家族をひっかき回す・・・というものなのだが、しばしばストーリーから脱線して時事ネタ(よど号ハイジャック事件など)が語られたり、NGシーンがそのまま流されたり・・・斬新な演出が印象的だった。
ここからは泉麻人さんの記事です。
実は手元に、熱狂的なファンの方が編集した詳細な研究本(編集者・加藤義彦 ’92年刊)がある。これを参考にすると、主だった配役は以下のとおり。
家長・滝沢忠太郎 志村喬
その息子・孝太郎 桑山正一
長男・仁(じん) 河原崎長一郎
次男・義(よし) 浜田光夫
三男・礼(れい) 林隆三
四男・智(とも) 渡辺篤史
五男・信(しん) 佐々木剛
お手伝い・田の中菊 中山千夏
中山千夏は「あなたの心に」というフォークソングがヒットしてブレイク中の頃、林隆三と佐々木剛はアイドル俳優として売り出し中の時期だった。露骨なセックスネタもよく出てきて、次男の浜田光夫がいう「ナニをする」というフレーズが僕ら中学生の間でもハヤった・・・おぼえがある。
脚本の佐々木守は当時「おくさまは18歳」なども手掛けていた新進気鋭の売れっ子で、音楽担当の佐藤允彦(その後、中山千夏と結婚)の主題歌(インストゥルメンタル)も、いまでいう「ラウンジ・ミュージック」調のシャレた雰囲気だった。
ちなみに、研究本のスタッフロールによると<ドレス・コンサルタント>としてコシノヒロコの名もある。やはり、時の先端人が集まって制作されていたドラマなのだ。
映像が見つからないけど、、
これ、、貴重なワンシーン
http://bbs82.meiwasuisan.com/1970s/1317966828/
Youtubeでオープニングを見たら合ってました。
本当に残念。