Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


雨粒


雨粒が傘をつたう
傘に音を立てて
ポトりポトリと落ちていく
私の心に降るように


涙は見せないで
あの人の背中を見ていた
別れも知らずに過ごしたあの日々
今は過去のものになってしまった


どうやって歩いてきたろう
あの人なしでこれまでの時
思い切り雨に打たれてみたかった
じっとり体を濡らすように


空白になった心に
月日を詰め込むのは辛すぎる
足取りは水たまりを探している
そこに映るのは泣いた私の顔


あの人が去っていく
その日も雨の日だった
霧雨の中を傘もささずに
音を立てずに歩いて行った


あの人なしで暮らしていく
あの人なしで生きていく
あの人なしで探していく
時の響き音を聞きながら


さよならの雨が降る
手を伸ばせばそこには雨
あの人の背中はもうない
こんなに悲しいのになぜ


今夜もまた雨
激しい風の音
打ちつけるガラスの音
潰してしまえ 私の涙など


傘に雨粒が流れる
つーっと流れていく
ぽたりと水滴が落ちる
水たまりになって行く


明日は晴れるだろうか
雲の間から青空が見えるだろうか
まだ光など見えない心
雲がかかったままだけど

アバター
2014/06/16 13:42
★シュン★さんへ
ありがとうございます。
へ~、そんな歌でしたっけ、「星影のワルツ」って。
わすれてました^^;
アバター
2014/06/14 11:31
千昌夫の「星影のワルツ」が、出てきそうですね。



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