わたしが親戚で、なにか不都合でも?
- カテゴリ:仕事
- 2014/06/15 15:54:48
今日は、何回緊急通報したでしょうか。
もう、110番なんてまだるっこしい回線は使いません。
直接、管轄署にかけます。
ついさっきの緊急通報は、俗にいうマルボウ、
反社会勢力と言われるお兄さんたちが、
うちの玄関先に駐車して、海に密漁に行こうとしたのを、
「ダメだよ」と言ったら、
「話がヤヤコシなるんやでえ」などと、ふざけたことをヌカシよりました。
パシリの分際で、はなちゃんを威嚇するとは、
「おまえはもう死んでいる」
兄貴分とおぼしきヤツに、
「兄ちゃん、弟のシツケ、なってないなあ、
マルボウ、匂わしたらやばい時代になってんやでえ。」
まあ、お兄さんは、とってもお話の分かる方で、
すんませんと言えと、弟にいうて聞かせ、
チャッチャと事態を収拾させましたが、
分からんやつは、意外と他におりました。
緊急通報先の、署のお巡りさん。
「はなこさん、マルボウって暴走族かあ、かもたらアカンでえ!」
と電話がかかってきました。
「マルボウっちゅーたら、暴力団のことや、反社会勢力!
暴走族なんかで、呼びますかいな」
「とにかく、行ったらあかん!」
「もう、終わったわ」
「なんかあったら、僕らが残念なんです」
嘘を言うな。なんかあったら、もう静かになると喜ぶくせに。
「怪我、しはってからじゃ遅いんです」
おお、見え透いたセリフをヌカシおる・・・。
「いやあ、いつもの電話当番とは違って、
親身になってくれるんやなあ、念のため、名前聞いとこか」
「え、や、あ・・・(しぶしぶ)・・・油小路です」
「ホンマ?いやあ奇遇や、わたしの旧姓、油小路やで!あんた、親戚やな」
「いやや!」即座に返答いたしましたな。
?
こやつ、「いやや!」とほざいたな。
しかも、事実をよっぽど認めたくないのか、
字の書き方がどうだこうだと、言い逃れをするではありませんか。
「待て待て、ほんまに親戚やって。
本家は油谷、分家筋は油川、油小路はそのまた分家や。間違いないやろ?」
もう電話の向こうのお巡りさんは「絶句!」状態です。
「なあ、油小路の血はなあ、曲がったことが大嫌い、見て見んふりは出来んのや。
あんたが、警官になったのも、その正義の血がさせたことや。
ええ、お巡りさんに、なってやあ~♪」
ふん!
夏になって密漁者が増えて、さぞかし大変でしょう・・・
そんな怖い相手を相手にしてるんですか?
勇気ありますね。
僕は怖いです。
でもそうやってお巡りさんと連絡を取ってると顔なじみになっていいですね。^^
でも気を付けてくださいよ。
『曲がったことが大嫌い』は血筋だったのですね。
でもその親戚のおまわりさんが言うとおり
「怪我、しはってからじゃ遅いんです」なので
お気をつけて下さいませ。
と言ってもすでに怪我はされてきたようですが…
伊丹監督作品は全て面白いです
一番好きなのは『たんぽぽ』
ミンボー、スーパーもおススメです
ビンボーの女?