好きな小説の話
- カテゴリ:小説/詩
- 2014/06/18 19:44:05
梶井基次郎さんの「檸檬」を読みました。
前読んでから日本文学の中では1,2を争うくらい好きな作品です。
全体に漂う雰囲気と、風景や物が目の前に浮かんでくるような表現、
特に「いったい私は~」の檸檬について書いてあるところ。
初めて読んだときすごく気に入って覚えてましたね。
今はもううろ覚えになってしまいましたが・・・。
近代日本文学で特に好きなのは
あと太宰治さんと宮沢賢治さんですね。
「人間失格」の最後のほうの「私たちの知っている葉ちゃんは~」の部分は
好きな漫画のサブタイトルにパロディとして使われていて、
しかもその漫画の最終回直前だったのでいろいろと感激。
宮沢賢治さんは「銀河鉄道の夜」が好き。
あの幻想的な世界と読み終えたあとの切ない感じは
何度読んでも飽きません。
外国の作品だと「アルジャーノンに花束を」と
「星の王子さま」ですね。
アルジャーノンを翻訳した人を尊敬します。
文章の移り変わり、心の移り変わり、
最後の「ついしん」はもう泣けました。
「星の王子さま」も感動できますね。
小さな王子さまの冒険、
キツネさんの言葉はこれぞ名言、ですね。
行く先々で出会う大人たち、
王様、大物気取り、酒びたりに実業家、地理学者、
そして眠ることの出来ない点灯人。
王子さまの感じることを通じて
ちょっと風刺している感じも好きです。
最近のだと星新一さんのショートショートとか。
・・・あんまり最近じゃないかしら。
シリーズ物だとホームズを読み始めました。
探偵モノの小説はすごいですね。
ああいうの書いてみたいなあ・・・。
面白い作品ばかりですのでぜひ!
オススメは星新一さんの「声の網」という作品。
もうお読みだったらすいません。
さくさん
「よだかの星」は名作ですよね!
宮沢賢治さんの幻想的な世界観が大好きです。
「檸檬」も雰囲気が好みですが、
ちょっと好き嫌いが分かれる気も・・・。
でもああいう暗い感じも大好きです。
ブログの小説カテゴリから来ました。
私も本を読むことが好きで宮沢賢治だと「よだかの星」とか好きです。
あの切ないような独特の雰囲気、いいですよね。
「檸檬」…読んだことありますが、もう何年も前に読んだきりで内容覚えてないのでまた読み直そうかなって思いました^^
ここあさんのブログを読んで、他の作品も読んでみたくなりました。