Nicotto Town


ヤツフサの妄想


レイダース 失われた魔宮と最後の王国



邦題:レイダース 失われた魔宮と最後の王国
原題:African Race - Die verruckte Jagd nach dem Marakunda.
   (アフリカン・レース マラクンダのおかしな探し物)
ジャンル:アドベンチャー?
映像時間:97分
制作年度:2008年
制作:ドイツ&南アフリカ
言語:ドイツ語
字幕:日本語
日本語吹き替え:あり
発売元:アルバトロスフィルム

http://www.amazon.co.jp/レイダース-失われた魔宮と最後の王国-dvd-ヤン・ソスニオク/dp/B001B18URW


既に絶版していますので、アルバトロスフィルムのHPには解説が

ありませんでせした。



レイダースと言えば1981年にアメリカで制作された、制作費1800万

ドルと言う中規模予算で作られたけど、世界的な大ヒットを記録した

ハリソン・フォード主演の冒険活劇シリーズが有名です。

ですが・・・

これはまったく関係ないドイツと南アフリカの共同制作の低予算

B級映画です。


パッケージにはインディージョーンズみたいな帽子をかぶった男性

が、ブリーフに上着だけと言う格好で鞭を振るっていますが、毎度

の事ながらB級映画ですのでこんな人出て来ません。

パッケージはあくまでイメージですwww



おっと!

またB級じゃないか! 面白くないに違いない! もういい加減かにして!

と思ってしまったあなた m9(^ω^) ←指差すな

ちょっとでいいんです、こちらの動画(2分50秒)を見てください。


http://www.youtube.com/watch?v=xwuePT6-rMM


突然インド人が歌いだし、それにあわせて金髪の女性も歌い、

それを聞いた黒人が踊りだして意味がわからなくてなんだろうと

思いませんか?

このシーンは、アフリカで人食いの村に捕まってしまったメンバーが、

“まだ恋もしたとがないのに死んでしまうのか♪”と歌い出したら、

村人が踊りだして、踊っている隙に村から逃げ出すシーンです。

こんなアホで愉快なシーンが面白くないですか? m9(゚Д゚) どーん



B級とはつまらないとか面白いとかの個人差の多い価値観をABCで

表したものではなく、単に予算が無いからパッと見しょぼくみえる

映画のため、知名度が低いと言うだけのものです。

アイディアやシナリオが上質なら予算が少なくても面白いのです。

今回まさにこの映画がそれに当てはまるのではないかと思いました。



タイトルがインディージョーンズみたいで期待していると、実は

インディー役の人はパッケージと全然違う金髪の女性で、考古学者

のドイツ人主人公はへなちょこ。

ヤシの実くらいの超デカイダイヤを探してアフリカに冒険に行くのですが、

ライバルのインド人やら他の人達が主人公より先に奪おうとアフリカで

競争し、挙句の果てには人食い人種に捕まって食べられそうになり、

窮地をいきなりインド映画のノリで脱出する!

まさに奇想天外おバカ大冒険と言う感じです。

ただ低予算で視聴率をとろうとする映像によくある、下ネタが入って

しまうのは仕方が無いと思ってください。

これで下ネタすらなかったらディズニー映画と同じ立ち位置になり、

勝負になら無いほど売上げが上がらず確実に撮影した会社は倒産

コースじゃないでしょうか?



全体的にはバカ呼ばわりされそうなコメディーアクションですが、

バカっぽいのと真面目に作られているのは別と言う感じのよい映画

だと思います。

吹き替えも字幕もあり両方どちらでも楽しめ、B級によくありがちな

予算が無いから適当な翻訳の間違った字幕だけで役者の言葉は

タカログ語のみと言う様なほったらかし映画ではないので安心して

見る事が出来ます。

役者が話している言葉はドイツ語ですから英語ほど聞き取りよく

ありませんけど、字幕とあわせて見ていればドイツ語がさっぱり

きっぱりこれっぽっちもわからないおバカのヤツフサでも、わかり

やすい単語くらいは何とか拾って聞き取れました。

ちなみにヤツフサは吹き替えとドイツ語と両方見ましたが、先に

吹き替えを観ていたので本当の役者さんの声を聞いただけで

コーヒー吹きましたwww


パッケージの裏には

伝説のヒーロー、インデ〇・ジョーンズ復活の2008年
誰が読んだか知らないが、伝説のおバカ・ヒーロー
=セパ゛スチャン・ヘルマンも(ついでに)登場!!


とあります。

パッケージの説明にはマラクンダと書かれていますが、中央ウズベキスタン

にマラカンダと言う古代都市があったのでそれに似せた架空の都市

だと思います。


ストーリーは古い倒壊寸前の教会にあったとされるヤシの実大の

ダイヤモンドを取り返すために、ドイツ人考古学者がアフリカのどこか

にあると言う、インヨガの洞窟へと旅立つ所から始まります。

しかし司教との会話は、世界一大きなダイヤを手に入れようとする

実業家や、インドの大富豪、通りすがりの観光客に聞かれてしまい、

いち早く手に入れんがため、他の人を妨害しながら洞窟を目指す

話です。

主人公のヘルマン博士は全然ひ弱なので、現地で助けてくれる

ガイドを頼んであったのですが、これが女インディージョーンズみたい

な人だった。

空港で待ち合わせして居たもののめぐり合えず、レンタカーを借りて

独りで出かけようと思ったが、インドの富豪の息子が追跡しており、

カバンに発信機を付けられ、宝の地図を奪われそうになる。

危機一髪で胴体に絡みついたムチに引き寄せられてみると、金髪

の女インディーだったと言う衝撃的な出会い。

実はこの女性は偽物で、本物のガイドはパッケージの様な男性。

しかし実業化がスパイに送り込んだ女性が、本物のガイドを監禁

してなりすまして居るのです。

博士がダイヤを見つけたら、さっさと横取りするために助手に成りすまし

ライバルを次々と蹴落としていく事になり、最終的には恋に落ちます。

さらにインドの富豪の息子はブゥードゥーの黒魔術を使い、人を

操ったり出来る凄腕なのですが、興味があるのは女性だけと言う

これまた一癖ある奴で、相棒は酔っ払いの金髪美女。

飛行機の操縦がピカイチ(酔ってなければ)と言うコンビだったり、

他の実業家が送り込んだ息子は、ミスタービーンみたいな性格。

相棒は居なかったのですが、途中銀行強盗が博士の落とした宝の

地図を闘争中に拾って気の弱いミスタービーンの様な男を巻き込んで

いったりしながら、ダイヤを奪い合うレースが進んでいく展開です。


既に絶版のDVDですが、在庫がだぶついてるのかまだ新品で

買うことが出来ます。

面白いけど買うほどではない・・・

そんな感じではありますが、レンタルで見かけたら借りてみるのも

良いかも知れません。

ヤツフサママにはとても好評だった冒険活劇映画でした。


 




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