父の日記帳 ⑥
- カテゴリ:30代以上
- 2014/07/05 05:01:11
しかし,父の日記帳の内側には,白い封筒が貼り付けてありました。
表には,「父さんが死んだ時。」 と書いてあります。
中には,三つのものが入っていました。
一つは,母の履歴書です。
私は,母は字が綺麗な人だったと記憶していましたが,
今見ると,何だかちょっと下手で,情けないです。
(こういうことを書くとお袋に 「ふみふみは また余計なこと書いて!
母さん,恥ずかしいっしょ!」 って叱られちゃう~。)
日付けは,母が病院に行って肝臓癌だと分かった日ぐらいです。
母は,何のために書いたのだろう?
入院に履歴書なんて必要ないよね。
転職するつもりだったのだろうか。
そうとも思えないなあ。
う~ん。
謎だ。
学歴を見ると,父より随分高学歴です。
なんで父なんかと結婚したのかな~。
まあ,その事情も少し想像がつくのですが,今回は省略します。
(書くとますますお袋に叱られるわ~。)
封筒に入っていたもう一つのものは,
何かの印刷物から切り取った,葬儀場の連絡先でした。
三つ目は,便箋2枚の手紙でした。
1行目に 「父さんが死んだ時。」 とあり,
「一,知らせる処」 として親戚の名前が書いてあります。
「二」 は,保険金の受け取り方などが書いてあります。
それとともに,借金が残っていたらすぐに返してくれとも書いてあり,
それに関しては 「家計簿をみれば分る。」 と書いてあります。
また家計簿! 家計簿だったかーっ! 捨てちゃいけなかったんだなあ。
「三」 は,葬式の内容と予算額。
「四」 は,市役所との関係。
「五,たかたかは,ふみふみが大学を卒業するまで面倒をみる事。」
「六,以上の事柄のなかで分らない事は◯◯さん (親戚) に聞く。」
「七,大人になっても今迄の様に兄弟仲良くして
お互いに迷惑をかけないように頑張って暮す事。」
「八,母さんの命日・忌等を忘れずに,健康でみんなに好かれる人になって下さい。
父
たかたかくん
ふみふみくん」
呼び捨てでいいのに…。
平仮名で 「くん」 って,永遠に子供なんだなあ…。
※ 30代以上カテを一日に六つも使っちゃって,すみませんでした。
お子さんの卒業式で御主人が救急車を呼ぶ騒ぎって!
タイミング悪すぎですね! ><
イケメンと恋に落ちる夢❤、いいですね~。 ^^
私もいい夢見たいです~。
退院おめでとうございます⸜(*ˊᗜˋ*)⸝
入院すると筋力が落ちてしまうので、疲れやすくなっちゃいませんか?
3月は敵も入院してしまいました。腹痛を起こしたのですが、、、そのタイミングが…なんと息子の卒業式で、校庭に救急車を呼ぶという、大騒ぎを起こしなんとも後味の悪い卒業式になりました(TεT;)子ども達が教室から出てくる前に救急車が学校を出たのがせめてもの救いです。胃が急激に荒れて出血していたそうで1週間の入院でした。
ふみふみさんが退院したらネタにしちゃおう!と思っていました(*´艸`)
ふみふみさんはお悩み相談や問題解決とかが得意そう…分析して 少しずつ改善したり努力したり何とかして変えていく力を持っておられそうに感じます。
でも問題解決に真面目に取り組み過ぎると、病みそうになっちゃいますよね。
昨夜は頭痛で目が覚めてから仕事のどうしようもないことばかり考えはじめてしまい負の連鎖に陥ってました。思い切って痛み止めを飲んだらイケメンと恋に落ちる夢を見たので、今日も続きが見れるようにしっかり眠ります。
では、おやすなさい♪
「もしも、この悩みを、
自分の後輩や部下から相談されたとしたら、
自分は何とアドバイスするだろう?」 とか、
「もしも、20年後に自分の子供が
同じことで悩んでいたとしたら、
その時 俺は何とアドバイスするだろう?」
とか考えてみると、
途端に冷静に考えられます。
自分は一つの方向からしか物事を見ていなかったけど、
冷静に考えれば、
色々な見方、考え方、受け止め方が可能で、
最悪のことばかり考えてクヨクヨしていたけど、
よく考えれば状況は案外悪くないかもしれない。
悩みの原因を一気に解決できる大技が思い付かなくて悩んでいたけど、
小さな改善策、解消策なら、
三つも五つも考えられる。
自分の悩みではなく
他の人の悩みだと思うと、
客観的に考えられて、
良いですよね。
父の日記帳のアドバイス、
19歳の時に読んでおくべきだったかな?(笑)
もう悩むこともないかというと、
実際には、会社で抱えるものが大きくなったこともあり、
悩みも重たくなって、時には、
これ以上悩むと 「心の病」 になりそう
と感じることもあります。
(続く)
お母さんが二人とも具合が悪いのですか?!
それはとても大変でしょう。
誰かが言っていました。
「看病の苦労は、した人にしか分からない」 と。
りんぷぅさん、大変でしょうけど、
無理せず、ぶっ倒れないようにしてくださいね。
父の 「生活の知恵」 の一つ、
「困っているのは友達で,
自分は相談されたとして考えてみる。
自分を離れて考えてみると,それなりの考えはでてくるものである」
という方法は、
私も、実際に役立つと思っています。
(続く)
早速、読み返しに参りました。
今、両方の母の体調が悪く入退院で病院ばかり行っています。涙する日も多く、前にも増して胸にグッとくるお話しでした。読み返しに来て ほんと 良かった☆
介護は親を想う綺麗事では済ませられませんね。本人が一番辛いことを忘れ、親身にお世話している事の感謝が感じらないと悲しくなったりします。20歳前の男の子がそれをしていたと思ったら切なくなります。
ふみふみさんのお父さんが「自分が悩んだ時」自分の友達の悩みと考えてみる…という風に書いておられたお話しは、今もずっと私の中で生きています。
ふみふみさんがいろいろ楽しませてくださるお話しの中にはたくさん名作がありますね。
これからもずっと楽しみにしています。
退院なさっても まずはご家族を想う気持ちと同じくらいご自愛くださいませ( ˘ω˘ )
超長文をお読みいただき,どうもありがとうございます。
ねこまんまさんのブログの家計簿の記事にコメントした直後に,
自分は家計簿を最後まで付けていなかったと知り,
その偶然のタイミングにビックリしました。
御主人のお父さん,事情はもちろん分かりませんが,
私の父や叔父と似ているようです。
父は,勤務先のお金を持ち逃げして,母・兄・私を捨てて行方不明になったことがありました。
叔父は,他人のお金を盗んで警察に捕まり,警察に身内を聞かれても,
自分の息子と娘とは絶縁していたので連絡先が分からず,
私の兄 (叔父から見れば甥) のことを警察に話したそうですが,
兄も引き取りを拒否しました。
叔父は結局留置場で自殺して,警察の手で,身内の無い人として処理されたそうです。
(御主人のお父様がそういう人でなかったら怒られますね。すいません。)
親の代がそんなでしたので,兄と私はそれを反面教師にして真っ当に生きています。
お父様の日記で記憶の修正が出来たんですねw
親子の確執がどんなものかはわかりませんが、
一緒に暮らした時間はどのようなものだったのか。。。
お父さまの日記はエンディングノートのようでもあり
後で読まれても良いように?事実だけを伝えるものであり
読み手の想像の余地を残すような文章なのですね。
主人は父親とは絶縁して、
行方知れずで亡くなった事も警察からの電話で知るような有様でしたし
最初は引き取りも拒否しましたから、たぶん彼は一生許すことはないでしょう。
超長文を何回も (感謝です。^^) お読みいただき,どうもありがとうございます。
父の日記帳を開くまでは,
父に説明してほしいこと,
父に謝ってもらいたいこと,
父に感謝してもらいたいことがたくさんあったのに,
父の日記帳と手紙にはそういったものが全く書かれていなくて,
何だか拍子抜けでした。
でも,説明されれば 「言い訳するな」 と腹が立ち,
謝られたり感謝されたりすれば 「生きているうちに直接言え」 と腹が立つでしょうから,
過去のことを潔く何も言わずに去っていったのは,一番良かったのかもしれないと思いました。
記事の①の最初に書きましたが,
結局のところ私たちは,
共通の言葉を使っているにもかかわらず,
どんなに説明しても本当のところは分かり合えないと思います。
過ぎてしまったことを今更説明しようともがくより,
これから先にどう生きてほしいかを伝えることの方が重要なのでしょうね。
そして,私も,今回の記事では,
日記帳の中身と,その背景は書きましたが,
読んだ私の感想は,何となく書いている振りをしながら,
実はほとんど書きませんでした。
うっかり 「嬉しい」 とか 「悲しい」 とか書くと,
詳しい事情を知り得ない皆さんに感情の共有を強要してしまうだけで,
皆さんには御迷惑だろうな~と思ったからです。
逆に,私が感想を口にしなくても,
20年以上付き合っているカミサンだけは,
私の感想を大体理解してくれることでしょう。
そういう人が,世の中に一人いてくれたら,まあまあOKかなと思っています。
ん~。
なんか,このコメ返,皆さんに対して失礼だったかもしれません。
っていうか,⑥だけコメントを受け付ける設定で投稿したこと自体,
皆さんに失礼だったかもしれません。
ま,このコメ返は,もう,
りんぷぅさん以外の方の目には触れないだろうってことで~。 ^^
千夏さんも,超長文をお読みいただき,どうもありがとうございます。 ^^
子供が喋るようになったら最初に教える言葉が 「ありがとう」 ですよね。
照れ臭かったら言わなくてもいいってものじゃないと思うんですがねえ。
なんで大の大人が言えないのやら。
意外に,家計簿にはたくさん 「ありがとう」 って書いてあったりして。
(ハハハハハ。それもないだろうな~。)
二人の息子さんを思う愛情にあふれた すごく素敵な日記だと、感動しました。
ふみふみさんの文才はお父さんゆずりなのかもしれません…って 下ネタはなかったですね(笑)
お父さんのお話しの中には、私にも思い当たることがあって、思いださせてもらったので、感謝しています。
ニコタではふみふみさんのブログをとっても楽しみにしているのですが、パソコンがこわれてしまったので、 スマホから 読ませていただいています。
パスワードを長くしてしまったので、間違ってばかりでなかなかinできません(@ ̄ρ ̄@)
ありがとうと面と向かって言えなかったのは
お父様照れ屋さんだったのかもしれませんね。
でも残された子供達が困らないよう愛が詰まったメッセージだったんですね。
にしてもまさかの家計簿~~~~そんな落とし穴があったなんて・・・
超長文をお読みいただき,どうもありがとうございます。
怒る時は手も言葉も出るくせに,お礼や謝罪の言葉は出ない人でした。
まあいいか~。(笑)
家計簿のオチには,私も驚愕しました。
こりゃあ,誰かが死んだ時,何でもかんでも奇麗に捨てちゃったら駄目ですね~。
かといって,一つ一つ点検していたら,
思い出に浸り過ぎて全然片付かないだろうな~。
「兄弟仲良く、これからも健康でみんなに好かれるふみふみさん」 を目指して,
力まず,下ネタは控えめにして,これからも楽しくやっていきたいと思います。
(あ。次の記事が既に…。)
超長文をお読みいただき,どうもありがとうございます。
確かに,父の日記帳は,
自分のことに関する言い訳が無いので 「ごめん」 とか 「ありがとう」 は無く,
母の法事も含め,自分以外の家族の心配だけですね~。
まあ,余計な言い訳はしてもらわないで,かえって良かったのかもしれません。
万年筆の時は,申し訳なくて胸がつぶれそうでしたが,そうか~。
それまでの分のお礼を言われたと思えばいいか~。
さすが,なごさん。あ,違った,なごみさん。 ^^
余命50年ですか~。
そのころニコタはどうなっているんですかねえ。
「80代以上カテ」 とか出来ていたら,
そこでの交流をお願いしますね~。
超長文をお読みいただき,どうもありがとうございます。
「胸がいっぱい」 ですと?
巨乳?
ガルルルルル~!
…すいません~。 ^^
超長文をお読みいただき,どうもありがとうございます。
ははははは。なるほど~。
オリーブさんにそう言われてみると,
家計簿には,読まない方が良いことが 書いてあったかもしれないし,
日記帳も,父への恨みが薄れるまで読まないで良かったのかもしれません。
「失敗した~」 と思うことも含めて,何もかも全てがあって,今がありますからね。
今が楽しいんだから,まあいっか~ ♪
昨日は,朝から4時間ぐらい寝て,シャワーを浴びた後,
千葉に帰る切符を買いに出掛けたり,カミサンと娘に絵葉書を書いたり,
楽しく過ごしました。 ^^
超長文をお読みいただき,どうもありがとうございます。
過去のことに関する告白が もっと書かれているものと期待していたので,
分からないままのことが たくさん残る結果となってしまいました。
父としては,過去のことより,私の未来のことが大事だったんですね。
家計簿が気になりますが,こうなってみると,
特別なことは書いていなくても 母が付けていた頃の家計簿も見てみたいです。
超長文をお読みいただき,どうもありがとうございます。
「時をかける少女」 ですか~。
大林監督の尾道三部作,懐かしいです。
超長文をお読みいただき,どうもありがとうございます。
とんとんさんのお父様の手帳は,とても興味深いです。
凡人とは違うことを書いていそう~。
家計簿に書いてあったはずの借金は,時効じゃないっすよ~。
サラ金から督促が来て,兄が返しました。
私も,借金じゃありませんが,市から父の住民税を督促されて払いました。
やれやれですわ~。
兄は墓石を買い,私は仏壇を買いました。
母が他界した時に,父は墓までは確保したのに,
その後7年間も石を建てていなかったんですよね~。
母の位牌も,仏壇が無くて押入れに仕舞っていたし。
トホホホホ…。
超長文をお読みいただき,どうもありがとうございます。
父は私に感謝していたと,そういうことにしておきますかね! ^^
最後の手紙の 「二」 にヒントだけ書いてありますが,
家計簿には,借金のことが書いてあったはずです。
父が他界して1か月後,サラ金から督促が来ましたから~!
あの時,兄は,怒りに震えて絶叫しましたよ。(笑。…って,笑い事じゃないですが~。)
超長文をお読みいただき,どうもありがとうございます。
私も,今回読んでみて,
「残される子供たちが困らないように、頑張って生きていけるようにと遺した日記帳」
だったんだなと気付きました。
気付くのが遅過ぎましたね~。
もう家計簿捨てちゃったし~,
超長文をお読みいただき,どうもありがとうございます。
「お父様はふみふみさんの事大事に思っていらっしゃったんですね」 とのことですが,
だったらもう少し先まで見届けりゃあよかったのに,って思いますよ~。 ^^
泣きながら読ませて頂きましたが、印象に残ったのが家計簿です。
兄弟仲良く、これからも健康でみんなに好かれるふみふみさんでいてくださいね。
超長文をお読みいただき,どうもありがとうございます。
「夜中に泣きながら書いたかな???」 とのことですが,
私は,いつでも冷静沈着なドーベルマン所長です。
テレビのクイズ番組には毎回感動して泣きそうになりますが,
身内のことではクールです。
ただ,家計簿には,くずおれそうになりました~。
超長文をお読みいただき,どうもありがとうございます。
「いま ふみふみさんはどんな気持ちなんだろう」 とのことですが,
もちろん,
「家計簿ーーーーっ!」 ですよん。 ^^
日記の中のお父様は、先に亡くなったお母様や
残されるふみふみさんご兄弟の事ばかり考えていらっしゃると感じます。
我儘に生き、その積み重ねを経て辿り着いた、最終的なお父様の本質は
とっても暖かくて、思慮深いと思います。
最後の誕生日プレゼント、万年筆に対してだけの「ありがとう」ではなく
食べなかった手料理、ほとんど残したお寿司
それまでのすべてのプレゼントに対しての「ありがとう」だったかも知れません。
家計簿の内容は、50年後にお父様に再会した時に聞きましょうか(*^-^*)
50年。なごみのふみふみさんへの余命宣告です。
短い!と思ったら・・・ お酒を控えます?(*゚∀゚*)
とてもいいブログでした。
もっと書きたいんですが、胸がいっぱいです。
家計簿が処分されていたこと
今になって日記を読むこと
必然な気がします
今のふみさんがあるのも 幸せな家族なのも
ご両親からのプレゼントかも (^-^)
昼寝しましたか?
親として子供を思う気持ちがちゃんと綴られているし、
遺言とエンディングノートのような日記帳だったのですね。
それと、ふみふみさんの思い出を補完する役目も担っていましたね。
ただ、家計簿が気になる・・・・それはそれで、ふみふみさんの
お父様への思いを膨らませるものになっているのかも。
不思議な気分でした…
なんかねーー
時をかける少女
おもいだした・・・
物語をじゃなくて
なんかセピア色の情景っていうか…
ふしぎな感覚になりました^^
私の父は誰にも見せない手帳を持っています。
それは毎年のスケジュール帳なんだけど、父の毎日の「記録」らしい。
もしかしたら・・・とても大切な事が何処かに書かれているのかもしれないし
これから書かれるのかもしれない・・・
自分の父の事を考えながら、ブログを読ませていただきました。
ありがとう^^
でも・・・家計簿が気になるね^^;
もしかしての・・・誰かに借金????時効だね♪
本当は、心のそこからありがとう!と思っていたし、
心のそこから感謝しているんだなって思いました^^
捨ててしまった家計簿・・・
そこにまた別の何かが隠されていたのでしょうか。。。。
不器用な、でも愛情が詰まった日記帳だったんだなと感じました。
ブログを読みながら自分の両親の事を思い出してしまいました。
だけど家計簿かー…そんなおちが…
お父様はふみふみさんの事大事に思っていらっしゃったんですね。
ブログを読んでて、そう思いました。
でも形で残ってるというのは
親心なんだと思うよね
夜中に泣きながら書いたかな???
こうして日記をっ読んでもらえてお父さんも
嬉しい事でしょう
しかし・・・
家計簿・・・・・・・。
わ・・私が1コメして恐縮です すみません・・・
日記帳のブログ拝見しました。
自分の死期と向き合うお父様、残される子への精一杯の配慮
不器用な愛
お父様の考えや気持ちが 本来ならもう聞けない声を
言葉 文字に残してくれるというのは ほんとうにかけがえのない宝物ですね。
いま ふみふみさんはどんな気持ちなんだろう
お父様、ふみふみさんに読んでもらえて ホッとしてるかな?喜んでるかな・・・