愛はね　自分がどういう状態にあるのか　知っていたんだよ
私は、近い内に居なくなる・・・
でも　あの人はこれからも生きなきゃいけないのに
落胆し　絶望的な人生を送っている気がする・・・
だから・・・わたし・・・
何かをあの人に残したいの・・・
そう言って　愛は君を見ていたんだよ！
私達も納得せざる得なかった・・・
君に逢いに行くために寿命を短くしてしまうような
キツい薬をもらって　気丈に歩いて・・・
なんで・・・僕の為に・・・
私達もどうしてこんな事を？と、正直　思った
でもね　かずき君・・・
愛が　本当の　愛が・・・
戻って来た！と、思えてね・・・
このまま・・・ずっと　　と・・・。

あぃちゃんは、どこですか？
今すぐ　逢いたいですけど・・・

愛は、こんな弱りきった自分を見せたくない！って言っていてね
かずき君に　こんな姿を・・・
応援出来ないじゃ　ない・・・と。

お願いします　逢わせてください！
今日は特別な約束をしていたんです・・・

そうだね　知っているよ　愛が楽しみにしていたよ
かずき君と海に初めて行くんだ　とね・・・

逢わせて　ください・・・
愛　さん　に・・・

あれ？どうしたんだろ・・・
涙が・・・勝手に　流れる・・・

あぃちゃん・・・

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