ドラマ【信長のシェフ】
- カテゴリ:テレビ
- 2014/07/11 17:59:01
【感想】今期楽しみにしていたドラマの1つが始まりました! 今期は大河でも戦国時代を扱っており、こちらはその10年以上前の話になります。うーん、わかってはいたことだけど、大河と比べると画面が安っぽいねw しかも若い人に配慮してか、言葉遣いもかなり現代風。ケンが使っている完全に現代の言葉は除くとしても、語尾とかちょっとした言葉遣いが時代劇っぽくないので、セリフの内容はそのままに、私が書き直したい!と思うくらいw ちなみに「ヤバい」という言葉は江戸時代にできた俗語なので、この時代にはまだありませんでした。内容もやはり、コミックが原作なだけあって、真面目な時代考証が要求される大河と違って、かなりライトな感じ。いやでも、1作目もこんな感じでしたけどね。ケンという異分子が入ることによって、大体の筋書きがわかっている歴史の流れに、どんな変化が現れるのかを見るのが、このドラマの醍醐味だと思います。そしてやっぱり、信長いいわ~。官兵衛で江口信長になじんでたせいで、最初はちょっと不思議な感じがしたけれど、すぐに慣れました。及川って元々ミュージシャンだし、演技はちょっとオーバーアクトタイプの大根なんですよね。だからそれが相棒ではあまりいい方には出てなかったんだけど、時代劇にはこのくらいのオーバーアクトがすごくマッチしてると思います。そして、相変わらず主役が棒でしたな~w きっとこの人はこれ以上演技は上達しないんだろうな。棒と言えば佐々木希もそうでしたが、意外とすぐ死んでしまいましたね。ただ、これ本当に死んだのかなと、疑問に思います。公式サイトのキャストのページにも顔が出てますし、香蓮という現代的な名前からして、やはり未来からタイムスリップしてきた可能性が強いような。調べてみたところ、原作では瑤子が先に未来に帰ったということはないため、瑤子の代わりとしてドラマオリジナルのキャラを創作したものと思われます。そういえば瑤子役の香椎由宇は、ドラマの撮影時期には妊娠中だったはず。昨年9月期のドラマ・クロコーチのレギュラーだったのに、妊娠がわかって降板してますからね。だから香椎の出演が不可能であり、またこういうことをすると業界内で嫌われるので、二重の理由で香椎を出すわけにいかなかったのかなと思います。さて、一応史実と比較してみましょう。といっても、今回は浅井・朝倉軍との間に講和が成立した話と、松永久秀が信長の配下となったこと、信長と顕如が面会したことくらいしかありませんでしたね。浅井・朝倉軍との講和は確かに1570年12月にあったようです。久秀が信長に九十九髪茄子を信長に献上し恭順の意を示したのは1568年。なので1570~71年にかけては信長に加勢している時期ですね。怪しい動きも実際にあったようです。九十九髪茄子は現存していて、世田谷の静嘉堂文庫美術館に所蔵されているようです。今だとどのくらいの価値があるのでしょうね。信長が所有していたこともあって、今でもかなりの値がつきそうです。ただ、信長と顕如が会ったことについては、確認できませんでした。当時まだ本願寺は信長と敵対していたため、そのトップが顔を突き合わすことはなかったのではないかと思います。もしくは、ケンがこの時代に現れたため、少し歴史が変わった、というところでしょうかw 気になる視聴率は…うーん、10%いかなかったかぁ。これはちょっとつらいなぁ。深夜ならまずまずの視聴率なのですが。来週から巻き返してくれるといいんですけどね。
枠を移動したものと思われますが、この劇画チックなノリが
高齢層にどこまで受け入れられるでしょうね…
前期の110キロで枠自体が破壊されてますしw
私がヤバいの語源を知ったのは、お江戸でござるの杉浦日向子の
解説だったと記憶しております。結構前ですなw
ミッチー信長は生き生きとしてますね。
スタッフに「いつもの感じでやってください」とか言われてそうw
信長のシェフ、私も楽しみにしてました~。今回は8時台なんですね。
セクシーくの一があまり目立たなかったのはそのあたりの影響かしら^^
矢場居こと「やばい」の語源は、先月のタイムスクープハンターで
見たばかりだったのでちょっと笑ってしまいました。
ミッチーの信長、大ぶりなアクションと効果音wも良くはまっていてカッコイイですね!
個人的にこのドラマの見どころのひとつです~(笑)