お題:夏の思い出
- カテゴリ:人生
- 2014/07/12 21:36:40
夏といえばプール!ということでプールの思い出を。
小学校の1年生から2年生に上がる時期に転校しました。
転校前の学校はのんびりした学校で、プールの授業も
1年生はビート板を持ってまっすぐ泳げればOKという感じで
私もビート板につかまってパチャパチャ楽しく泳いでいました。
ところが転校した学校では、2年生最初のプールの授業の日に
皆もうちゃんとクロールで泳いでるんですよ。
あれにはビックリしました。私も泳ごうとしましたが
クロールの泳ぎ方も習ってないのに泳げる訳がありません。
私は呆然と水の中を歩いていました。
すると突然、背後から脇の下あたりをつかまれて
水上に持ち上げられたかと思うと、そのまま下に落とされました。
なにがなにやら分からず、必死にもがいて立ち上がりました。
まわりを見回すと別のクラスの男の先生が、
2年生になっても泳げない運動音痴の子供を見つけては、
同様に水に放り込んでいたのです。
私はなんでこんな目にあわされなければならないんだと思いました。
おそらく先生はプレッシャーを与えれば必死に練習するだろうとか
考えていたのでしょうが、あんなやり方では恐怖心から
かえって泳げなくなる子もいるんじゃないかと思います。
それから何度もその先生には水中に落とされました。
結局、その夏のプールの授業が終わるまでには
泳げるようになりましたけどね。
泳げない子供にもそれぞれ理由があるはず。
問答無用で水に放り込むのが適切な指導法なのでしょうか。
大人になった今でも納得がいかない夏の思い出です。
昔の先生は恐かったですよねえ。
今なら大問題になるようなことも平気でやってたし。
この件で水嫌いにならずにすんでよかったです。
今よりもプール授業の回数も多かったと思うし、
多少気温や水温が低くてもやったし、
昔の先生は厳しかったし、
プールはイヤな思い出が多いなぁ。
他の科目ならともかく、不意に水に落とすのは、命にかかわる気がします。
よくぞご無事で!