季節の便り
- カテゴリ:友人
- 2009/08/29 13:00:24
夏の終わりに毎年届く季節の便り★。、:*:。.:*:・'゜☆
学生時代からの友人の1人が、嫁ぎ先の身内の農園から送ってくれる葡萄が
秋の訪れを目の当たりにさせてくれます。
この友人はブログ初登場。
「一目惚れの彼女」「待ち合わせができない女」「聡明にして迅速な高校教師」「下の毛事件のガチャピン美女」・・・・
かなり遠慮がちに様々な友人達を紹介してきましたが
まだまだいます^^;
実際はここに書けないくらいの強烈なキャラ揃いです。
自分がいかに平凡で全うな人間かを再確認できる友人が揃っているという点では
大変恵まれていると思っています。
葡萄の彼女も現役高校教師であり、三つ子の母です。
そう、三つ子・・・1度に3人です。
彼女の結婚は早かったのです。
お見合いで、その3ヵ月後には挙式というバタバタの駆け足。
お見合いの当日には既に式場は予約してある状況でした。
つまり断れない縁談だったんですね・・・・
当時彼女のお父様の会社は傾いており
その浮沈に関る縁談だったと言えばお解りいただけるでしょうか?
今時そんな!?・・・って、聞いた時は思いましたよ。
でも、それが現実だったんです。
「お前は器量が悪いんだから、お見合い中は顔をあげるな。」
こんな失礼千万なアドバイスも、彼女のお父様の口から出たとなると
なんだか切なくってねぇ・・・・
結婚の当日に、彼女は始めて夫となる人の顔を知ったのです。
ともあれスタートした結婚生活は、ただただ跡継ぎを期待される日々だったようで・・・
過大すぎる期待は、多くの場合逆の結果を招きます。
長い間針の筵に座り続けた彼女は、排卵促進剤を使うという決断をしました。
結果は彼女の勝利(?)惣領を含む三つ子を授かったんです。
彼女の最大の特徴は負けないこと。
どんな困難な場面でも、決して音を上げないこと。
その尊敬に値する不屈の魂を、毎年甘い甘い葡萄が思い出させてくれます。
申し訳ありませんでしたm(_ _)m
スタートは全くもって、今時なんですか?って話なんですが・・・・
苦しい状況に耐えながら、彼女は確実に力をつけてますよw
いずれ彼女も親族一同にあがめられる存在にまで成長してしまいそうです。
>らんくるさん
彼女なりに、ちゃんと幸せを築いているようですよ^^
不屈の魂ですから・・・
だからこそ、葡萄が届くとホッとするんです。
彼女の内に秘めたパワーにあやかりたいと思う毎日です^^;
>Lolaさん
相手の男性はね・・・最初は鼻持ちならないヤツでしたw
彼女と待ち合わせてた私を、明らかに品定めする目で見た時には蹴っ飛ばそうかと思いましたよ。
でも、いつのまにか彼女のお尻の下にいらっしゃるようですよw
本当にその通りですねw
次から次へと難癖はつけられるものなんですが
三つ子のインパクトがまとめて一蹴してしまいました^^
>ゐっきゅぅさん
本当に良く我慢していると思いますよ。
言うときゃ言うタイプなのに、今まで平和を保っているってことは
随分たくさんの思いを飲み込んで耐えてきたんだと思います。
それでも、いつのまにか確たる居場所を作っているようです^^
>みっきーーさん
はい、私の友人達は基本逞しいですw
そして、個性的で・・・・私を顎で使ってくれます^^;
身近におありでしたか・・・・無くならないもののようですねぇ
根は優しいのに強く生きざるを得ない彼女の気持ちが
甘い葡萄に妙に似合っているように感じるんですよ・・・味以前に香りなのかもしれないですね^^
>KINACOちゃま
まさに、そんな感じだったようですよ。
彼女は美人ではないのですが、美しい黒髪が自慢でヒップが隠れるほど長く伸ばしていたんです。
何が気に入らないのか、身内一同「うっとおしいから切れ」の大合唱だったとかで
バッサリ、ショートにしたのを見た時は私の方が泣いてしまいました(T_T)
人を責めるということの重さが理解できない人々とは付き合いたくないですねぇ
ダンナの身内も、いささかその傾向がありますが・・・修正のコツはだいたい掴みましたw
しかし、そんな結婚もあるんですね。
彼女が今幸せで暮らしている事を祈りたいです。
結婚した相手の男性が優しい人だったらいいけど・・・。
現実にあるんですね
そのお友達、いまは幸せなのかな・・・
まぁ、幸せって、それぞれだし・・・
とりまく環境や境遇、しがらみから抜け出すのって
ものすごいパワーと犠牲が伴うものね
聞く人が聞けば人権問題に発展しそうなお話。
実はウチの家系は、私の息子が生まれなければ潰えていたのでした。
いとこはみんな女だし、唯一の男のいとこはもうすぐ40なのに独身。
つまり、ひまわりは我が家の神様的存在になっております。
たくましい女性ですね!
最近、皆、堪え性が無くなってきた様に思います。
ま、人の事を言えませんがw
堪え得る勝利ですね!
総領だけでなく、「やっぱり女の子もいたほうが」とか
「きょうだいも作ってあげないと」なんていう
いずれ起こる脅迫も全部まとめてクリアしたんですもんね^^
子供を産めない嫁は、ほんとにけちょんけちょん言われるんです。
直接言われるならばまだいいにしても(良くは無いけど)
あっちゃらこっちゃらで、言って回るんです。
義父も義母も。。。
田舎なんか無くなってしまえばいいのに、と、人ごとながら恨んだりします。
てめぇの息子みてみろ!
「愛してくれる女性がいただけでも感謝しろっ!」
そんな感じです、ワタシから言わせると。。。
ワタシが知らない魔女様のお友達に、エールを送ります。
しかし 結果は彼女の勝利(?) ←この表現で妙に和みましたけどねー(♥´艸`)
負けないこと、どんな状況でも柳のように逃げず受け止めすぎず折れない、そういう日本女性の
強さの例、いいですね、甘いぶどうの香りと共に。。