夏のある日の日記
- カテゴリ:自作小説
- 2014/07/26 18:49:38
私が普段使うPCは兄の部屋にある。
夏だから暑いのは当然だ。
そして暑いからクーラーをつけるのも当然だ。
この部屋は西日が思い切り入るので夕方は特に暑くなる。
でも、少し設定温度低くね?エコじゃなくね?
25度に設定された冷風が私に直に当たる。
部屋の配置の関係で私が座っている椅子はクーラーの風の通り道にあるのだ。
そんな寒い部屋と暑い外を行き来していたら当然夏バテするわけで……
思い切り夏バテしてる私は、自分の部屋でだらだらとスマホでネットをしている。
時刻は午後三時半前。
眠いし昼寝でもしようかと思っていた。
でも、私の中からはっきりと声が聞こえた。
「それでいいの?休日寝て過ごしちゃっていいの?遊びたくないの?」
やたらと必死な質問攻めに、私は外に出ることを決意した。
外に出るとむあっと熱気が襲いかかる。
でも、夏のこの暑さは嫌いじゃない。
むしろ好きだけど長時間いるとやっぱり暑いってなるからクーラーに頼るわけで……
あてもなく私は歩き出した。
夏になって思うのは、空の色が濃く感じるってこと。
実際そうなのか私の思い込みなのかはよく分からないけど、私は夏の空の色が好きだ。
というか、夏という季節自体が好きなのかもしれない。
イベントいっぱいだし、美味しいものいっぱいだし、夏の暑さも好きだし……
ぼんやり考え事をしながら歩いていくと、いつも行ってる百均にたどりつく。
そうだ。買うものあったんだっけ。
ついでに文房具とか見ちゃおうかな。
とかやってるから衝動買いが減らないんだって思うけど、お店を覗くのは好きなのでやめられない。
(うわ、最悪だ……)
私は脳内で絶望する。
一番欲しかったものが置いてなかったのだ。
それは他の百均においてなくて、ここだけにしか置いてなかったものだ。
消耗品だからあるときに少し多めに買っていたけど、やっぱりなくなられると困る。
結局他の欲しいものを買って店を出る。
欲しいものがなくてがっかりしてる私にも、太陽は遠慮なく日差しを突き刺す。
さっきまで好きかもとか言ってた暑さも、今は楽しむ余裕なんてない。
しょんぼりした気分で帰る途中、近所の公園に寄ることにした。
小さな公園には誰もいなくて、静まり返っている。
まるで世界に自分だけ取り残された感覚。
その感覚がなぜか嬉しくて、私はベンチに座り持ってきた紙に絵を描く。
即興だしファイルの上で描いてるから環境は悪いけど心から楽しめた。
(そうだ。この感覚だ!)
絵を描き終わる頃にはすっかり夏バテのことは忘れていた。
もうすっかり夏の暑さに慣れて、楽しむ余裕も戻ってきた。
さあて、そろそろ帰ろうか。
満足した私はまっすぐ家に帰った。
あとがき的なもの(|ω|)ノ
2年前にやったみたいに、今日のことを小説風にしました
少し順番などはいじりましたが、この記事に書いてあることの大体は今日のことです
ちなみにお店で一番欲しかったのはレジン液だったり
いける範囲の百均で唯一置いてた店から消えていたのでかなりショックでしたよ
これは手芸店で買えってことなのかな…(-ω-;)
こっちの地域にはないですが、他の県にはあるっぽいんですよね…
やっぱり地域によって入荷具合が違うんでしょうか(-ω-;)
こんな感じでなんとなく書くのが一番楽しいのです(*´ω`*)
でもなんとなく書くといつも言葉が足りなくて短くなっちゃうんですけどね
品薄になっても、同じものが生産されることはまれみたいですよ~
でも、よく売れる商品は在庫が短期間に無くなると、同じ工場へ
注文が入るので、次々と入荷するんだとか…
レジン液は季節がら、店舗での在庫が難しいのかも、
揮発性があるし、店舗内の気温が高くなると危険ですし、
冬場になったら生産、再入荷するかも知れません。
それまでは店舗環境の良い大型店で購入するしかないかなぁ…
うん、小説っぽくていいね、猫辺さんの気持ちの揺れ動きが面白い、
もっと、どんな絵を描いたのかとか、夏空を見上げてどんなトコロに視線がいって、
何を思ったのか、とかの描写があって、そこに読み手の心が寄り添っていけるよーな
感情移入が自然に出来る場所をいくつか設けると良いかもしれません。