記念日の遅刻
- カテゴリ:小説/詩
- 2014/08/01 09:47:33
今日は朝から映画を見て
ランチにあのイタリアンレストランに行って
デパート巡りをして
あのカフェで休んで
それから…
でもあなたは来ない
またいつもの遅刻
映画が始まっちゃうのに
なんで来ないの
あれほど言っておいたのに
平日の休みは特別
休日には食べられないられないランチも楽しみ
なのになんで遅刻するの
あー、計画しておいたのに
いつもダメになるんだから
イライラするだけ損なことは
もうとっくに分かっているけど
あなたの姿を探してしまう
背伸びするほどあなたは
やって来ないけど
この前の誕生日に
目覚まし時計をプレゼントしたのに
もう あなたったら
使ってないのかしら
私が目覚ましになりたいくらい
「ごめん、ごめん」に
いつまで付き合えば済むのかしら
だって今日は特別な日なんだもの
分かっているのかな
だから会うことにしたのに
私とあなたが出会った記念日
大切にしたい記念日
薬指には安物だけど銀色に輝く指輪
これで十分なの
だから早く来て
じれったくなっちゃダメ
あの人らしいわって思わなきゃ
それでもいつもじれてしまう
もう、いい加減にしてよ
あなたにも指輪を買ったのよ
そうだったのねw
遅刻はダメよ~、って、「ごめんなさい」で許しちゃうんですよね。
記念日は大切ですよ。
案外こだわるもんですw
目覚まし時計、上げましょうか^^
それって完全に私のことだわ。
目覚まし時計はもらったこと無いですけど^^;