Nicotto Town


徒然なるままに書き綴る四方山話。


挙一明三

挙一明三(こいちみょうさん)

意 味: 「一」を挙げて示せば、ただちに「三」を理解すること。
     非常に賢くて理解の早いたとえ。

参照:四字熟語データバンク




なんか寂しいので似た諺でも♪

一を聞いて十を知る(いちをきいてじゅうをしる)

 「一を聞いて十を知る」とは、物事の一端を聞いただけで、
 そのすべてを知ってしまうという事です。
 ですから、これはとても聡明(そうめい)である事を言い表す言葉です。

 孔子(こうし)と弟子の子貢(しこう)との次のような対話が
 論語(ろんご)の中にあります。

 「子(孔子のこと)、子貢に問いて曰(のたまわ)く、
  汝(なんじ)と回と孰(いず)れか愈(まさ)れる。
  対(こた)えて曰く、賜(子貢のこと)や、何ぞ敢(あえ)て回を望まん。
  回や、一を聞いて十を知る、賜や、一を聞いて以て二を知る。
  子曰く、如(し)かざるなり、吾(われ)と汝と如かざるなり。」

 意味は、次の通りです。

 「孔子が子貢に問いかけました。
 お前と顔回(がんかい)とでは、
 どちらが優れているか。子貢は答えました。
 私はとうてい回の足元にも及びません。
 回は一を聞いて十を知る事が出来ます。
 私は一を聞いてもニしか知り得ません。
 すると、孔子が言いました。その通りだ。
 私もお前と同じで顔回には及ばない。」

 ここに出てくる「顔回」という人こそ「一を聞いて十を知る」人なのです。
 顔回は孔子の一番弟子ですが、若くしてこの世を去ってしまいました。
 しかし、孔子が最も愛し、かつ尊敬した人物なのです。

 論語の中には、孔子が顔回を褒めた言葉が他にもあり、
 いかに孔子が顔回をかわいがっていたのかを知る事が出来ます。
 それだけに顔回が亡くなった時の落胆ぶりはひどかったようです。

#日記広場:勉強

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2008/12/23 07:12
>amane さん
 言われたことを総て理解できれば充分ですよね。
 最近は、最後まで聞いてくれないことの方が増えた気がするのですが・・・
 この前、テレビで誰かが言っていましたが、
 携帯やネットの普及の影響でしょうが、会話をするとき、
 相手の目を見て話をしなくなったと言ってました。。。
 これって、弊害の一つなんでしょうね。。。
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2008/12/23 01:37
一を聞いてなんとか一を知れればいい方ですので(^^;
半分も理解できないことも多々あります。



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