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TAKEのつぶやき


☆リュウ座(竜座):Draco

【リュウ座の見つけ方】
この星座の探し方は、北極星とコト座のベガを結び、ベガから3分の1ほどのところに見つかるいびつな四角形を目印にします。これがリュウの頭になります。ここから、弓のように折れ曲がりながらケフェウス座の方へ伸びる星の列がリュウの首、続いてぐるっと北極星を囲むように伸びるのがリュウの胴体です。最後は北斗七星の先まで延びます。また、天の北極の近いところにあるのでほぼ一年中見ることができます。リュウ座はかなり大きいのですが、まとまりが悪く探しにくい星座になります。

【リュウ座あれこれ】
プトレマイオス(トレミー)の48星座の一つです。
北極星の周りを、体をくねらせながら、ほぼ半円形に回る長い星座です。
1月には三大流星群一つ「シブンギ座(リュウ座)流星群」、10月には「ジャコビニ流星群」が観測できます。

また望遠鏡で見てみると、リュウの首が折れ曲がる辺りに猫の目のような形をした「キャッツアイ星雲」を見ることができます。
歳差運動で移動しましたが、α星トゥバンは紀元前2790年頃、北極星でした。

※シブンギ座(四分儀座):Quadrans Muralis
この星座は、18世紀にフランスの天文学者のジェローム・ラランドが名付けた星座の一つです。ラランドが天体観測に用いた四分儀を元にした設定したそうです。
現在、この星座は無くなり、その領域はリュウ座の一部になっています。また、リュウ座流星群はかつての星座の名前から「シブンギ座流星群」と呼ばれることもあります。

【リュウ座の神話】
ギリシア神話によると、このリュウ(ラドン)は百の目を持っていて、必ずどれかの目が起きているので、決して眠ることはありませんでした。また、ラドンは世界の西の果てアトラスの山にあるヘスペリデスの園で、ゼウスの母親であるガイアがゼウスと妃ヘーラーの結婚祝いに贈った黄金の林檎の木を守っていたとされています。
ところで、ヘラクレスの第11番目の冒険は、ヘスペリデスの園にある黄金のリンゴを取ってくることでした。ヘラクレスは旅の途中で、カウカソス山に鎖でつながれたプロメテウスを助けます。そして、プロメテウスから「黄金の林檎を取るには、自分で行かず、天を担いでいる巨人アトラスに行かせろ」と聞かされます。そして、アトラスからは「竜を退治すればリンゴを取ってきてやろう」と言われます。そこでヘラクレスは、ヒュドラの毒を塗った矢でリュウの頭を射抜き、アトラスに黄金のリンゴを取りに行かせることに成功しました。この殺されたリュウはずっと黄金の林檎を守っていた功績を認められ、ヘーラーが星座にしました。
他に、カドモスに倒された竜、またはアルゴ船の冒険での金の羊の毛皮を守っていた竜であると言われることがあります。

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2014/08/07 23:41
恥ずかしながら私北極星がどこにあるのかも目が悪いから 余計に 何処にあるのか
わかりません(◞‸◟ㆀ)折角の所在説明だったのに><
アバター
2014/08/07 17:18
凄い。星座の事詳しい。
神話まで読めるから
勉強になるね。



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