愛～悲しみ～
- カテゴリ：小説/詩
- 2014/08/08 09:50:21
この悲しみを
どこに葬ったらいいのだろう
その地を探して歩く
この足取りは重く
何が私を助けてくれるんだろう
透きとおった私の殻は
まだそこにいるあなたが見える
手を伸ばせば届きそうなのに
偽りの姿でしかないあなたは
殻から遠くへと去って行くだけ
何が私たちを離したのか
そんな言葉はもう過去のもの
消えていくあなたの姿と一緒に
粉々に崩れた
私に降りかかる灰のように
その灰は砂時計となって
はらはらと時を刻むだろう
一粒一粒が時間の行方
そんなことにいつ気付いたんだろう
時が止まってほしかったあの日か
悲しいとか 寂しいとか
そんな言葉では表せない
どう言ったらいいんだろう
ただ苦しい胸の内が
感情をほとばしたがっているだけ
愛を知ってしまったから
もう一度誰かを愛するなんて
怖がりになっていて
でも一人では辛すぎて
きっと誰かを求めている
さよならなんて言わない
さよならなんて言えない
なんでこの言葉がこんなに
私を苦しめるのか
たった五文字の重さなのに
殻が夕暮れに照らされる
そこに明日はあるのだろうか
螺旋階段を落ちるように
時と言う名のガラス玉が
輝いて底に沈んで行くとしても
ありがとう。
今度やってみるね。
ありがとう。
ちょっと不安だったんだ。でも、ヒイロが言うなら安心。
今度かけてみるね。ありがとう＾＾
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ありがとうございます。
怖くなった心をどう癒して行ったらいいのか。
いずれ時が流れて、また愛を知ったなら、それが深いものなら、…デモやっぱり怖いもの。
相手の愛の深さを知ったなら、立ち直れるのかもしれませんね。
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でも、愛することができるのは怖さ以上の素晴らしさがありますよね。
明日はいつだって自分と共にあるような気がします。