ブルー、入ってます
- カテゴリ:仕事
- 2014/08/08 14:17:48
今月に入って、密漁者のトラブルが相次いでいます。
昨日は、地元の漁業協同組合に行って、状況の説明をしてきましたが、
どこもここも、密漁犯との小競り合いが続いているようです。
テレビで「獲ったどーっ」をやると、
必ずといっていいほど、翌日、密漁犯(通称モグリ)がでます。
気持ちは、わかります。
ちょっとばかり泳げると、簡単に獲れるのが、
信じられないような高級食材、そりゃあ、やめられないでしょう。
伊勢海老、クロアワビ、サザエ、トコブシ、ナマコ、タコ…
ヤスでも持ってりゃあ、真鯛に黒鯛、カワハギ、運が良ければハマチでも、
獲れたてピチピチが、うなってるんですもの。
ねえ。
そりゃあ、誰だって、欲しいわあ。
うちのNPO法人近辺は、ほとんど漁師も入りません。
そりゃあ、どっさりいることでしょう。
だけど、禁漁区になって、保護されてなければ、
一瞬で、獲りつくされてしまいます。
もう、いなくなってしまうのです。
子どもたちに語り継ぐ豊饒の海が、
略奪されつくしてしまうのです。
何とか残したい、何とか、自然を残したい…この一心ですが。
8月1日のときのような事件や、
外国人密漁団との諍いで、
最近、こころが折れそうに感じることが続きます。
わたしと鈴ちゃんだけなら、
「吹け飛び株式会社」で、左団扇なのですが、
このNPOを維持するのは、本当に一苦労です。
なんとか、この憂鬱を払しょくする方法はないのでしょうか。
密漁犯たちも近づかない、大雨台風海荒れ放題の「平和な一日」です。
漁業組合の監視の行き届くところは、徹底的に摘発されています。
うちの近辺で、摘発されるときは、ほぼ全部告訴まで持って行かれます。
罰金最高額で50万円ってやつです。
密漁で摘発するときは、被害者は「漁協」になり、
密漁犯は、「被疑者」ですね。
わたしたちNPOが、密漁犯を見つけたところで、
「警告」「警察への通報」で終わりです。
警察は、密漁犯を捕まえても、「被害者(漁協)」に知られてない場合、
獲ったブツを海に返して、「反省」した「被疑者」を捕まえることはしません。
そんなことしたら、毎日、3,4件窃盗事件が増えて、
重点警ら区域が、ドーンと大きくなるからです。
(実際に、毎日、3件くらいは密漁が出ています)
検察へ送らなきゃいけないような事件処理が、
それだけ増えるのを、喜ぶわけがありません。
み~んな、「反省」でおしまいです。
だから、密漁をする人たちは、
わたしたちにさえ、見つからなければ、安心(?)して、
ブツを持って帰れるわけなんですね。
そりゃあ、抵抗しますわ。
多少のケンカは、逃げ切れれば、丸儲けですから。
夏の、このシーズン、
豊かな海を持つ県は、日本海側も、東北も、沖縄方面も、
み~んな、同じ苦労をされていると思います。
そして、悲しい現実ですが・・・
密漁を取り締まる側も、目の前に大きなサザエやアワビを見つけると、
盗ってしまう人に変わっていくのです。
わたしたちにも、そういう嫌疑がかけられます。
残念ながら、わたしも鈴ちゃんも、
近隣の漁村が、汲み取りし尿を川から、海に投棄しているのを知っているので、
そこいらへんの海産物は、決して食べません。
捨てられている糞便の、製造主がわかる汚染ですよお~、
誰があの、クソジジイのう〇こを食べた貝なんか、
獲って食べるもんですかあー!
あの「とったどーっ!」の番組がそんな影響もあるんだ?
密漁団って罪の意識ないんですかね?
普通、地元警察なんかは漁協や自治会と協力してことに当たるのがスジだと思いますけど
あんまり、そういうのが出てこないですが?警察の闇があるのかな?
②魚が通るくらいの網カゴに入れ、密封
③海にIN
後は、海が全てを自然に帰してくれることでしょう。
僕は自然を守ろうとするはなこさんは偉いと思います。
警備員を1名か2名ほど雇ってはどうですか?
付近を巡回させるのです。
私服のはなこさんが巡回するより、制服の人が巡回したほうが
少しは効果ありますよ。
威厳がありますから。
だいたい、注意して止める人は、はなから密猟しないですよね><
やつらは、みんな確信犯です! 万引きよりひどいです!
「危険ドラック」も、人が死んでも、同じことが繰り返されるし!
毎年、パチンコ店の駐車場で、車内に残された乳幼児が死んでるし!
自分はOK!って、思ってる輩がいるのでしょうね~
密猟者には一部の理も認められませんが、当人達は「オレ様」なのですよね・・・
はなこさん、ふぁいとですよ!
はなこさんみたいな方がいるから、海は守られるのですから。