言葉
- カテゴリ:日記
- 2014/08/14 21:42:44
8/15を前にして、思い浮かぶ言葉。
(何度か、取り上げているので、「またか」と思う人もいるかもしれませんが・・・)
「優しさを失わないでくれ。
弱いものをいたわり、互いに助け合い、どこの国の人たちとも友達になろうとする気持ちを失わないでくれ。
たとえその気持ちが、何百回裏切られようとも。」
(ウルトラマンA 最終話「明日のエースは君だ!」
ウルトラマンAが地球を去る時の言葉より)
ウルトラマンAの願いは、わずかでもかなっているのでしょうか。
「地球を壊滅させるのに、暴力をふるう必要はない。
人間同士の信頼感をなくすればいい。
人間達は互いに敵視し、傷つけあい、やがて自滅してゆく。
どうだ、良い考えだろう」
(ウルトラセブン 第8話「狙われた街」 メトロン星人の言葉より)
メトロン星人の願いなら、かなっているような気がします。
しかも、メトロン星人、自らの手を汚す事なく・・・。
「人間同士の信頼関係を狙うとは、恐ろしい宇宙人です。
でも、ご安心ください。
このお話は遠い遠い未来の物語なのです。
え、なぜですって?
我々、人類は今、宇宙人に狙われるほど、お互いを信頼してはいませんから」
(ウルトラセブン 第8話「狙われた街」 ラストのナレーションより)
せめて、宇宙人に狙われるくらいには、なりたいものです。
ところで、式典での政治家(特に最近)の言葉を聞くと、このセリフが頭をよぎります。
「犠牲者はいつもこうだ。文句だけは美しいけれど」
(ウルトラマン 第23話「故郷は地球」 ラストのイデ隊員の言葉より)
最近、このエピソードをまた見る機会があったのですが、このセリフにジャミラの悲鳴のような鳴き声がかぶっていました。
救いのない話の救いのないセリフ・・・。
それだけにグサリと突き刺さります。