悲しみの空間
- カテゴリ:小説/詩
- 2014/08/15 09:36:37
二人が愛しすぎると
そこには破局が待っていたなんて
誰が想像しただろうか
そんなことを知っていたなら
あなたを束縛なんてしなかったのに
いつだってあなたは
私のことを見ていると信じていた
いつだって いつだって
私の方だけを
見ていると信じていた
私もそうだった
誰とも目を合わさないままに
あなただけを見ていた
見失うことなんかないと
自分に言い聞かせていた
なのにそのことが
お互いを縛っていたなんで
あなたは心疲れて
別の誰かを求めるようになって
癒していくれる人を求めて行った
心からの愛情なんて
そんなものだろうか
まだ私はあなたを見続けているのに
そこにはもう誰もいない
そんな現実が待っていたなんて
見つめすぎていた
あなたのことをなんでも
空気もあなたの呼吸の中にはいって
呼吸することが
別れの空気だと知らなかった
もう戻れない
もうあの日々には帰れない
本当に幸せだったのか
でも 本当に幸せだった
そのことは その心は忘れない
あなたがどこに行っても
あなたが誰といても
私は探し続ける
本当の居場所を
本当の愛の心を
ありがとうございます。
幸せだったから、現実が辛い。
いつか本当に幸せになる日が来ることを願います。
それが遠い日だとしても…。
このことを言葉にしなければいけない
主人公のつらさを感じます