「Hawaiiの歩き方」って、通学路のこと?
- カテゴリ:人生
- 2014/08/21 16:16:36
まず、H,I,Sで一番安いHawaiiパック3泊5日のツアーを申し込んで、
ホノルル空港に着いたその足で、
居住用のコンドミニアム探しです。
とりあえず、パックツアーなので、ホテルは付いているのですが、
この3泊5日の日程で、家が見つからなければ即・帰国。
もう観光どころではありません。
まだ、Hawaiiのハの字も分からない身分、
ただ片っ端からコンドミニアムを探して歩きました。
タイムリミットぎりぎりで、なんとか見つけることはできましたが、
ほんと、首の皮一枚って感じでした。
で、家が決まった!
さあこれからが本題です。
自分の住所を書いた紙を握りしめると、
その足で、また、まっすぐに向かったのは…。
学校です。
アメリカには、ESLという教育システムがあって、
USA全土の州に、州立の「第二外語を英語以外とする」人のための、
アダルトスクールがあります。
18歳以上のアメリカ人以外なら、
誰でも試験を受けて入学が認められるのです。
もちろん、公立ですから授業料は無料、
教科書代だけ、補助金以外の実費で買えます。
わたしの目的は、ここに入学することでした。
住所は決まった、滞在ビザはある!
学校にさえ,入校できれば、
あとはどんなことでも辛抱するさー!と、
勇んでMcKinleyに飛び込みました。
アメリカって、凄い国ですね。
H,I,Sの格安チケットできた外国人に、
「入学試験を受けたい!」と言われたら、
「はいよ」と、速攻で試験を受けさせてくれるんです。
基礎語学力試験でした。
そこで、どの語学レベルで授業を受けられるか、
class1から最高レベル6まで分けられます。
授業は、morning(朝)day(昼)night(夜)、
それぞれ、8:00~11:00、11:00~2:00、6:00~9:00です。
わたしの試験結果は、レベル4でした。
classは朝、昼、晩どれを取ったと思います?
うふふ♪
全部です!
レベル4の朝から、レベル4の昼と、夜。
つまり、朝のクラスで予習をやって、
昼のクラスで,本番の授業、夜のクラスでその復習、
全部、先生は違うので、
同じ内容の授業をそれぞれ違う先生で、勉強することにしたのです。
朝7時半に、家を出て、学校が終わって家へ帰るのは、夜の10時。
ね、これを4年間やっていました。
アメリカには、恩義があります。
そのすべての授業料は、無料でした。
言語は英語ですが、授業の内容は、法律から政治、経済、医学まで、
およそ大学の一般教養学科すべてを網羅していたのです。
いまでも、ニュースでアメリカのことを見聞きすると、
思わず「わが祖国」とまで言いそうな、
胸に熱いものがこみ上げてきます。
アメリカが、わたしに教えてくれたのは、
ただの教養ばかりではなく、
いかに生きるかという生きる本質を教えてくれたように思います。
うふふ♪
Hawaiiには長く住んでいましたが、
そのほとんどを学校に行くことに費やしました。
あ、そうそう、明日はわたしのクラスメイトたちのことも、
ご紹介しなくてはね。
ESLは、「English as Second Language」の略で、
「英語が第二外語」つまり母国語を英語としない人の、
教育プログラムです。
だから、クラスメイトは、フランス人、ロシア人、イタリア人、インドのお坊さん、韓国人、中国人、
もう、アメリカ人以外全部です。
たとえると、「学歴の低い、国連会議」かな?え、例えが悪い?
インドのお坊さんたちは、とても興味深かったです。
黄色いカーテンのような袈裟を、3枚持っているって自慢してくるんです。
だから、衛生的なんだと。
え、服、たった3枚?
でも、お坊さん仲間では、オシャレで通ってるんだと。
黄色いカーテンは、3枚同じタイプなのに。
オシャレって?言葉、間違ってないかって思いましたねえ。
韓国の人たち、みんな徒党を組んでくるんですが、
お弁当を分けてくれて、うれしかったです。
「キムチのジャムサンドイッチ」は、理解できなかったけど。
これは、素晴らしい!!
アメリカって凄い国ですねえ!
私もそう思います
朝、昼、晩の授業を3つとも取ったというのは賛同します
一外国人に、「わが祖国(第2の故郷?)」と言わせるような
アメリカの懐の深さ
逆さ読みしてる私も我ながら変わっていますが
ん?
>明日はわたしのクラスメイトたちのことも、
>ご紹介しなくてはね。
???読み飛ばしたかな?
ほんと、画面の前で、思わず「すげぇ~!」ってつぶやいてしまいました^^;
Hawaiiに住んでいる外国人は、ほとんどがお金持ち、
現地人は、その観光業か家政婦で働くしか、産業らしいものはないのです。
だから、ハワイアンで金持ちって人は、見たことがありませんでした。
あ、カメハメハ系の親族は別ですよ、あの方たちは王族だから。
お祖父さま、凄いプレゼントを残してくださったんですね。
相続争いは嫌なものですが、
それは付き物です。
相続で、血で血を洗うようなケンカを、
何件も見てきました。
何かしら残されると、争いは付いてくるものなのだと、
あきらめた方が、心は平和ですねえ。
お昼ゴハンは、セロリかキュウリの棒切り。(あ、スティックサラダとかいうのか)
ハンバーガーを買えるのは、肉体労働者で現金収入の多い人たちだけです。
(日本で言うマクドナルドのイメージは、アメリカではちょっと違うの、吉野屋って感じかなあ)
お昼休みはちょっと長いので、
格安映画館で、字幕なしの映画を見ながらヒヤリングの練習でした。
1ドルで、けっこう新しい映画が見られるの!
…お昼ご飯はハンバーガーとコーラ(ペプシ?)なのかしら?
日本にいたら、責め立てられますから~
相続しただけなのに責められるって、理不尽じゃないですか~
祖父がくれたご褒美だと思って、思う存分のんびりしました。
だって!もったいないですよ、タダなんだもの、タダ!
ちなみに、コンドミニアムといっても安いとこです。
1700ドル/月でした。
バス定期券が30ドル、携帯電話100ドルくらい、
わたしは、ハワイアンの人の地元スーパー専門でしたので、
生活費は安かったです。
わたしには、じつは、「ぼーーーー」っとしていられない理由があったんですわ。
元夫との離婚でかなりのダメージを受けましたから、
アタマの中を切り替えなければ、やっていけなかったのです。
それには、言語を変え、思考回路を変え、余計なものが一切入らないように、
気が狂ったように、他のことを頭に詰め込む作業が、必要だったのです。
自分の生活を一度に変えるには、
立ち位置から、息の仕方から、食べ物、見るもの、通りがかりの人の会話まで、
日本流では、ダメだったのです。
わたし自身の「サバイバル」が、Hawaiiだったのです。
私もですよ~
でも語学教室に通うなんてすごいです~
私はただ「ぼーーー」っと過ごしていましたよ~