「わたし記念日」、10年たったー!最終章
- カテゴリ:人生
- 2014/08/23 08:59:08
そして、今日、ついに8月23日です。
McKinleyでの、初めての授業を思い起こします。
死に物狂いで日本から出てきて、
アメリカで勉強し直すのだぞ!と、
固く心に誓った、記念すべき授業の第1日目です!
緊張している各国の学生達を前にして、
先生が黒板(正確にはホワイトボード)に、
大きく単語を書きました。
「GOAL」
え?ゴール?
ちゃうちゃう、「スタート」でしょ?
いきなりの先制パンチです。
今日始まったばっかりの、第一日目に「ゴール♪」なんて、
言われたら、何しに来たのかわかりません。
びっくりしました。
これはねえ、ほんとにカルチャーショックでしたよ。
わたしたち、日本人と学びの基本スタイルが全然違うということを、
いきなり、アタマはたかれて思い知った次第です。
ようするに、
「おまえのゴールは、なんなんだ」という質問だったのです。
おまえは何しに、アメリカへ来たのか。
おまえは、ここで学んで、いったい何をしたいのか。
おまえは、どういう人生を成功のゴールと考えているのか。
という、わたしにすれば形而上学的な哲学の答えです。
それを、突然、デスカッション形式で各国の人たちと話し合います。
どうでしょう。
今まで、こんな議題を、日本の学校の授業で扱うことがあったでしょうか。
もう、突然パニックです。
しかし、「考えたこともありません」なんて、バカな答えを、
日本代表で言えるわけがないではないですか。
わたしのゴールは、なんなんでしょう。
「幸福な結婚」の夢は、つい最近消え失せたばかりでしたし、
いまさら「大きくなったら○○になりたい」なんて夢はありません。
だけど、
「おまえは、今、何をしに何のために、ここに来たのか」
考えもしなかったー!というのが事実でしたね。
「なにから、教えてくれるの?」じゃなくて、
逆に「何しに来たんだ」と問われたのです。
何を自分のゴールとして目指すか。
そのために、動機づけをどうするか。
ゴールに近づく方法には何があるか。
何をやるべきか。
冷や汗をかきながら一生懸命考えました。
自立して生きて行くことです。
人間が一人で生まれてきて、一人で死んでいくように、
自分一人で、自立した生き方ができるようになることです。
あれから10年が経ちました。
わたしは、自分のゴールに10年分、近づくことができたでしょうか。
わたしのゴールは、見失われていないでしょうか。
今日は、鈴ちゃんと一緒にそれを考えたいと思います。
「10年、ひとむかし」、
ひとむかし分、成長できたかな?
もう半分は生きてしまったから、考えるようになりました
私のゴールは、「いい人生だった ありがとう」っていうことかな~
漠然と思っています
私にとっての「いい人生」とは・・・誰かの役に立ったかどうかかなぁ^^
はなこさんの冒険譚は、このお話ととても似ています
おススメですのでご一読どうぞ!
新しく始めるための「ゴール」です。
あの風に吹かれて過ごした日々が、また新しい「ゴール」を求める力をくれたのです。
はなこさんはきっと、何かを根底から変えてしまいたいと思ったことが「ゴール」だったのではないでしょうか?
「日本代表」として、恥ずかしいことはできない!
日の丸を背負っているという感覚が新鮮です
受け身ではなく、「YOUは何しにアメリカ(ハワイ)へ!?」(某番組と同じタイトルだね?)
を問われるんですね!
でも、今まで考えた事がなくても、その場でその瞬間にその刹那に考え浮かぶことは
自分の真実を導いたんじゃないかな?
10年ですか!今でも鮮明に覚えていること自体が、近付いている証だと思います
自分のゴールは死ぬまで狙い続けるのですから
追記:
え?もう最終章ですか!
序章を加えて、起承転結の4話だったのかな?
もう一度、読み返してきます!(笑)
・・・わたし、あほですよねぇ。
自分一人で、自立した生き方ができるようになる ために入った会社が幻滅のシロモノで、自分の甘さにうんざりです。でも、健康なんだから、頑張らねば!転職活動始めます!!はげてる場合かーーーつ!