Nicotto Town


シン・ドラマ汁


ドラマ【東京スカーレット】

東京スカーレット~警視庁NS係
TBS 火曜夜10時~
【あらすじ】不動産管理会社の社長・井上が社長室で殺された。秘書のエリによると、井上は社長室にいる間は常に何らかのレコードをかけており、レコードが終わった後に次の曲が始まらないので社長室を覗くと井上が倒れていたという。井上岩井捜査一課長の旧友で、大学時代は岩井井上若林、他2人と5人でバンドを組んだ仲だったらしい。一方捜査を担当する捜査一課では、容疑者を架空発注をしていた専務に絞り込む。当日専務は社長室で架空発注の申し開きをしていたが、事件が起きた頃には自宅にいたと言う。

【感想】あれっ、今回櫻井氏の脚本ですか。意外だなぁ。でもまぁ彼も結構こういう普通の感じの本も書くんですよね。それと、よく見ると主役は50代男性で、櫻井氏が同世代の男性像を描いたということですね。それと、今回は明らかに中村雅俊接待回ですよねw 普通大御所がゲストの時に、こういったご本人のキャラを前面に出した接待回にしたりするものですが、今回のゲスト扱いはネームバリューから言ってもメインゲストのモト冬樹ではなく、レギュラーでトメの中村雅俊だと思われます。モトも有名なタレントでミュージシャンでもありますが、ドラマ・映画界では中村の方がかなり格が上。ちょうどいいキャストだということで抜擢されたんじゃないでしょうかねぇ。しかしこのドラマ、脚本家が主役よりかなり年上なため、あまりアラサー女子のキャラが描けてない代わりに、おじさんおばさんたちはしっかり描けてますよねw 私の青春時代はレコードからCDに遷移する過渡期だったので、どちらの世代とも言いかねますが、45回転がレコードプレイヤーにあったのはよく覚えてます。ただ、うちにはアルバムばかりあったし、私自身がたまにお小遣いを貯めて買っていたレコードもアルバムだったので、あまり45回転を使うことはありませんでしたね。シングルって割高ですしね。CDプレイヤーを買ってしばらくは、レコードを傷めないようカセットに録音してそっちを聴くということをしなくていいのに、軽くカルチャーショックを覚えた記憶があります。また、友だちと貸し借りするのにCDだと小さくてすごく楽なのにも感動しました。レコード、でかい上に割れるとおしまいなので、扱いに結構気を遣うんですよねぇ。今もまだレコードもCDも現役ですが、すでに主な媒体はダウンロードファイルになっちゃってますよね。CDも買う人はまだ多いですが、レコードは完全に趣味の世界になっちゃって、オールドファンかラップをやるDJくらいにしか使われてません。音質はアナログのレコードが一番よいようですが、私のような感音性難聴の気がある者にとっては、シャープなデジタルの音が聞き取りやすいんですよねぇ。とまぁ、ここまで書いてまったくストーリーに触れてないことに気づきましたw 面白くないことはなかったのですが、私がながら見していたせいか、現場にあったプレイヤーが45回転になっていたのを見逃しており、ただ筋を追う感じだったため、あまり感想はありませんw ただ、社長も、秘書がレコードを盗む現場を見たからといって、ああまで激しく取り返そうとすることもなかったんじゃないかと思いますね。「君、それを返しなさい。でなければクビだ」この一言だけで充分だったんじゃないですか? 立場上、社長の方が圧倒的に有利なわけですから。あと、秘書も変な小細工をしなければよかったんじゃないですかね。トイレから戻ったら社長の叫び声がしたので部屋の中に入ったら倒れていた、これで充分ですよね。結論、いらんことはするな。




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