Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


月明かり


いつもあなたの左側を
歩いていた私だった
「なんで右じゃダメなの?」
そんな質問をしたあなただったけど
今は右側が空しい


明るい月明かりに照らされて
空を見上げればそこに
あなたの笑顔が浮かぶ
いつもいつも一緒だった
これからもそうだったはずなのに


あなたの左側に
本当は別れ道があったなんて
思いもしなかったのに
腕をからめて歩いていた頃には
そんな道も感じなかったのに


「ごめんね」って言ったあなた
「うん」としか言えなかった
罵りの言葉もなく
追いすがる言葉もなく
涙さえ流れなかった


今はもう
涙も流しきったけれど
あなたを思い出すことに
心は飛んで行って
つかみようもない思いが走る


あの日々を忘れない限り
私には明日はないのだけれど
分かっているのにまだ
あなたを思うことが大きすぎて
唇さえ震えている


もう帰れない
もう戻れない
過ぎ去ったたくさんのことが
今は重すぎるから
その荷を下ろせないから


もう少しだけ待って
いつか新しい恋をするなら
怖さを忘れないように
なることは難しいけれど
冷えた心が温まるのを待って



アバター
2014/09/11 00:33
*Hiro*さんへ
ありがとうございます。
曲をつけたら、どんな風になるのでしょうね。
聞いてみたい気がしますね。
アバター
2014/09/10 23:50
こんばんは~
切ない詩だけれど、心打たれるものがあります。
この詩に、曲を付けてみたいですね・・・



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