Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


迷いの季節


あなたがいなくなった
ぽっかりと空いたその中に
何を埋めようというのか
想いさえ届かないそこに


今はもう会えないことが
辛いとか悲しいとかいうことじゃなくて
うつろになったあなたの影に
もう届かない私の手


あなたがどこにいようと
かまいはしないけれど
あったはずのぬくもりが
季節の風に冷えていく


後戻りのできない道に
何を拾おうというのだろう
小石のかけらを手にとっても
その軽さに気持ちが映る


幾度も幾度も幾度も
後を追おうとしたけれど
そんなことは無駄だというように
切ない心が背中を包む


会えないことが悔しくて
追えないことが悔しくて
ただ街路樹を見つめながら
時の流れを目に焼き付けるだけ


あなたを失った今
どこに行くというのだろう
湖面に広がる渦に聞いても
「さあね」と言う言葉が返るだけ


果てしない森の中
迷い込んだらどんなにかいいだろう
忘れものは落としていこう
あなたのことも何もかも


恋することに恐れを抱いて
やがて季節が移ろうとしても
立ちあがれない私を誰が
包んでくれるのだろう


始めの風が吹く頃
陽ざしも弱くなったその頃に
髪を風になびかせても
飛んで行くのはただあなたの影だけ



アバター
2014/09/16 12:53
りんりんマリン♪さんへ

ありがとうございます。
切ない詩ばかりで、言葉がどんどんなくなっていく…。
同じ言葉ばかりで、反省している今日この頃ですw
アバター
2014/09/16 12:46
あなたがいなくなった
ぽっかりと空いたその中に
何を埋めようというのか
想いさえ届かないそこに

切ないねぇ。。。

何度も読んじゃったよ><



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