季節の訪れ
- カテゴリ:小説/詩
- 2014/09/17 08:04:29
夜の風が涼しくなった公園で
音楽を聴きながら
あなたの好きだったあの曲は
なんていうタイトルだったろう
歌手は知っているけれど
あの頃はそればかりを聞いていた
二人ドライブする時も
部屋で一人いる時も
出かける街の中でも
でも どこにいったんだろう
悲しい曲だった
切なさがこみあげてくる
そんな曲だった
その曲どおりに
二人がなるなんて
悲しみは夏の風に乗って
飛んで行きはしなかった
海岸に一人たたずんで
飛ばしたつもりだったのに
まだ心に絡みついている
止まったままの時計は
針を回さなきゃ動かない
でも進めたくない私がいて
カチカチと言う音が時を
ゆっくりと運んで行く
会えなくなったあなたに
心を打ち明けても
誰も聞かないその言葉に
何ができるというのだろう
もうすべてが暗闇に消えていく
やがて新しい季節を迎えても
あなたがいないことが空しい
もう忘れたはずなのに
ふりをしていただけだった
「そうだね」って誰かが言う
言葉に載せられなくて
消えていった二人の愛は
漂うため息のように
まだ私はつかんでいる
もう離さないといけないのだろうか
風が背中を押しても
一歩が出ない夜には
旋律に載せてあなたのことを
探しているのだろう
暗くて見えない空気の中で
私の詩は、上達したのかなぁ。またお会いして、お話したいです。
そして、添削して欲しいです。
先生の詩は簡潔でいつも惚れますね~^^
黙って暖かい陽射しと決別しよう
粉雪が荒野を舞うごとく
まるで私の心をもて遊ぶかのよう
秋から冬へと苦しんだ私を
もう放して欲しい
もう いいじゃない
貴方は何も答えてくれない
もうじき別れの季節
新しい訪れが・・・やってくる
冬には秋を捨て夢を捨て
終わりにしましょう
やがて春の足音が聞こえてくるよ。。。
新しい恋が待ってるよ、きっと。。