今年の・・・
- カテゴリ:ニュース
- 2014/09/17 23:01:35
今年起きた驚いたニュースの中から1件だけ選んで書く。
7月27日、夏の高校野球、石川県予選決勝、星陵 対 小松大谷
このニュースを聞いた時、一体そのイニングに何が起こったのかと言うのが
まず気になった。
間もなく、この場面の動画がアップされた。
9回表を終わって、8-0と小松大谷高校が甲子園優勝経験のある星陵を
大きくリード、小松大谷高校のエースは8回まで星陵打線を2安打1四死球と
ほぼ完全に押さえ込む内容で、小松大谷高校の29年ぶりの甲子園出場は
目前だった。
9回裏、まずこの回、代打で出場した先頭打者がこの試合2つ目の四球で
塁に出ると星陵の応援スタンドは沸いた。
次打者が打席に入る
点数差から考えて犠打で進塁させる作戦など取りようが無いので思いっきり
振って行く。
右中間を大きく破る3ベースヒットで1点が入りスタンドが大きく沸いた。
次の4番打者も初球を叩いて、詰まらされていたけど打球はライト前に落ちて
2点目が入った。
次打者の2球目が大きく逸れて、1塁ランナーが2塁に進んだ所で守備側は
疲れの見えるエースを交代した。
2年生の2番手投手はこれまで、予選3試合で12回を投げて失点1(自責点0)、
奪三振11、被安打7、四死球4の成績だった。
1-1から、試合再開して、最後落ちるボールで空振り三振させたのだが、
このボールがキャッチャーの手前でショートバウンドして後ろに逸れて
振り逃げしたランナーは思い切って2塁まで走った。
0アウト2塁3塁。
次の打者の打球も詰まらされているけどボールはレフト前に落ちた。
ランナー二人が還って8-4、0アウト1塁
次の打者は7番の投手だったがこれが1番驚いた。
低めの球をゴルフスィングの様に掬い上げてレフト場外まで運んだ。
大歓声が挙がった。
8-6 なお0アウト
この辺りから場内に異様な雰囲気が漂い始めるのが画面からでもわかる。
次の打者に代打が送られたがファーストフライ。
マウンドの投手が少し安堵したのがはっきりわかる。
次の打者も初球から思いっきり振って行き、2球目の低めの球を掬い上げる様に
打って、打球は浅目に守っていたセンターの頭上を越えた。
1アウト2塁
次の打者も初球攻撃、辺りは詰まっていたが、打った球は今度は守備位置を下げた
センターの前に落ちた。
打者1順、1アウト1塁3塁
場内が騒然とした。
次打者が打席に立つ。1球ごとに場内がどよめく。
カウント、2ストライク0ボール
3球目、打者が打ったボールがピッチャーの横を抜けて行く。
それをショートが取ってセカンドに送球、2塁フォースアウト、セカンドからファーストへ
ランナーはヘッドスライディング、際どいタイミング。
歓声と悲鳴が交錯する。
アウトなら試合終了。
塁審が両手を広げた。
どよめきがゆっくりと静まって行った。
3塁走者が生還して8-7、2アウト1塁
あと1点で同点、2点入ればサヨナラ
あとひとつアウトを取れば29年ぶり、悲願の甲子園。
前の打席で3ベースヒットを放って1点目を叩き出した打者が打席に入る。
1ストライク3ボール、5球目、わずかに外れてフォアボール
2アウト1塁2塁
次の打者は初球をフルスウィング、打球はショートの頭を越えてセンターの前に
落ちた。
2塁ランナーがホームに還り同点、1塁ランナーは3塁に向かい、外野から
中継されたボールが3塁に送球される。
クロスプレーになったが判定はセーフ。
攻撃側の応援スタンドは祭りの様な騒ぎになった。
8-8 2アウト1塁3塁
次の5番打者が打席に入る。
1球目、空振り、1ストライク。
2球目、これは何度みてもかなり高目のボール球だったと思う。
これを打者はバットを思いっきり振って打った。
打った球はセンターを越えて、フェンスに跳ね返って転がった。
3塁ランナーが還って試合終了
選手がホームに整列する頃には、場内はむしろ静まり返って小さなどよめきに
包まれていた。
この回の攻撃時間20分足らず。
この動画を見終わった感想は、これだけの逆転劇を演じたのは凄いけど
対戦相手も最後までよく頑張っていたと思う。
参考動画
http://www.youtube.com/watch?v=9acEorOQ-8E
この試合もすごかったですね^^!
この体験を通して 関わった少年たちがどういうふうに生きていくのか
そちらに私は興味があったりなのですわ。
本当に劇的ってこういうことを言うんでしょうね\(◎o◎)/!
予選ではいろいろなゲームがありますが、決勝でこれは凄かった。
逆転負けしたチーム、これをバネにしてもらいたいなと思ったです
なにかしら、此に関係あるかにゃ?(  ̄▽ ̄)
なぜだか職場でTVがつけられていて、みていた人たちが唖然としていました