ドラマ【ＳＴ】
- カテゴリ：テレビ
- 2014/09/19 16:53:41
【あらすじ】桃太郎の鬼退治と称して正義の味方を気取った連続殺人事件が発生する。被害者はいずれも世間的に悪人とされる人物であり、一連の事件は警察に代わって悪を裁こうとする組織が起こしたものだった。犯人グループの一人、三枝は大胆にも赤城を呼び出し、「次に狙われるのは百合根か赤城」と、ヒントを与える。赤城は次のターゲットが百合根だと推理し、焦り始める一方で、自分の中で芽生え始めた“人を殺す気持ちが知りたい”という葛藤に悩み苦しむ。
【感想】実は今、これを書いているのは、録画を半分しか見ていない状態ですｗ つまりオチがわかってない。大体どのへんかと言いますと、公式サイトの最終回のストーリーに載っているあたりまでですね。百合根が撃たれて拉致されたあたり。何故そこで感想を書き始めたかというと、大体ここまで見て、後のストーリーが見えちゃったかなぁと思ったからです。で、後半を見て、その答えあわせをしようという趣向。まぁ細かいところはわかりませんが、百合根がケガをして拉致されたので、早く見つけないと百合根の命が危ないということで、ＳＴのメンバーは全力で捜査して、居場所を突き止める。本来なら格闘担当は黒崎ですが、赤城も現場に乗り込み、百合根救出作戦が展開される。その時、味方の誰か(赤城or百合根)が死ぬかもしれないようなピンチに陥るか、もしくは三枝か石黒演じるリーダー格の男が死亡する。ラストは、拉致されたことで評価が下がった百合根の昇進が取り消され、ＳＴのキャップに舞い戻る。随所に赤城の葛藤や、モモタロウのリーダーの過去などが織り交ざる。そんなところでしょうかね～。さて、どのくらい合っていて、どのくらい期待を裏切ってくれるでしょうか。期待を裏切られるのも、また楽しいんですよね。
さて答え併せです。
> ＳＴのメンバーは全力で捜査して、居場所を突き止める。
これは違ってましたね。赤城が三枝に直接電話して居場所を聞き出すという、前代未聞の居場所特定方法ｗ
> 本来なら格闘担当は黒崎ですが、赤城も現場に乗り込み、百合根救出作戦が展開される。
これも違ってました。作戦も何もなく、赤城は１人で現場に乗り込みました。最後救出される時は黒崎が活躍してましたけど、あれだけ屈強な元刑事たちが揃っていながら、ほとんど抵抗を見せなかったのは、その前にリーダーが実は昔の婦人警官が殺された事件で証拠を捏造していた張本人だったという衝撃の事実がわかってショックを受けたからでしょう。正義感で動く人間は、金でしか動かない人間より強固な絆を持つことができますが、正義感を突き崩す事態に非常に弱いですね。
> 味方の誰か(赤城or百合根)が死ぬかもしれないようなピンチに陥る
これは正解。しかし百合根の勘違いでしたｗ
> 三枝か石黒演じるリーダー格の男が死亡する
死にはしませんでしたが、死にそうにはなりましたね。自分で。
> 拉致されたことで評価が下がった百合根の昇進が取り消され、ＳＴのキャップに舞い戻る。
どうやら来年公開の映画に続くようで、この件については映画に持ち越しのようです。
> 随所に赤城の葛藤や、モモタロウのリーダーの過去などが織り交ざる。
これはまぁありましたけど、意外だったのは埼玉県警の関本も共犯だったことです。ただ、前回の感想で警察内部に共犯者がいると推理した記憶があるのですが、その関係で何回か彼を疑ったことはあったんですね。ただ根拠が皆無なので確信にはいたりませんでした。
さて、最終回なので最後に全体的な感想を書いておきますが、やっぱり最後で映画に続く…は最悪な終わり方だよねｗ 一応事件は片付いているものの、視聴率はこの枠にしては高いとは言えない成績だし、スタッフが「相棒を目指す」と言っているそうですが、相棒が映画化したのは下積みの時期を終えてじわじわと人気が上がってきた頃。時期尚早のような気がしますね。ただ原作のストックをほぼ使い終わっているので、連ドラとしての続編は難しいみたい。相棒を目指すなら、１人の作家の原作ではなく、複数の脚本家の共著によるオリジナルドラマにした方がいいと思いますね。まぁ今更何を言っても遅いですが、多分相棒にはなれないかな～ｗ
