Nicotto Town



黒猫目日記123 (月世界旅行)

画像

真夏の夢よろしく広げられたアラビアンの夜の世界は一体どうなる事かと危ぶまれたが、

魔神ジンコ殿のの魔力が回復し、無事修復の目処が立ったとの事である。
連日灯りをかざして壺の中を覗き込んで不思議なボールを探し続けた甲斐があったと云うものじゃ。

その上ジンコ殿は大層な魔神のようで街を戻して尚、有り余った魔力で月へ行けるロケットまで召喚なされたそうな。
夜空にぽっかり浮かんだお月様にはうさぎが住まうと云うが、はたしてまことの事なのか。
これは是非ともこの目で確かめたいものじゃ。( ̄▽ ̄)q

広場より月へのロケットが運航されておると聞き、さっそく乗り込んでみる。
さぞや大仰な装備が必要かと構えておったが何と普段着のまま月の大地に降り立つことが出来た。

月の上では、ふわふわと体が浮き上がり、やたらと動きづらい。
まるでウサギの様にぴょんぴょんと飛び跳ねるように歩かねばならぬ。
もしや、月にうさぎとはこの歩き方故の迷信かと思ったその時。
あっ!うさぎじゃ!うさぎが居る。本当にうさぎが居る!
                                      ᕬᕬ
「月うさぎ製菓銀河支店へようこそ。ウサギ社長と申します」(^ω^)
「タウンの6周年を記念したプレゼントを用意しています。
月うさぎ饅頭です。どうぞお受け取りください。」

何と彼の街はΣ( ̄◇ ̄;)寿ぎの饅頭をわざわざ月のうさぎに発注して居るのか!
『月うさぎ銀河製菓-月面本店』・・・・
これは、あれか?うさぎの餅屋って事か?( ̄◇ ̄;)
つまり、月には製菓業を営んでいるうさぎが居ってそれが餅をついて菓子を作って居るのが言い伝えの元になっておると・・・・・

と、目の前をふわりと横切る何かが見えた。
あれは・・Σ(°д°)フー太?カエルのフー太ではないか!
一体こんな所で何をして居るのだろう・・・・
Σ( ̄□ ̄;)ま、まさか! あれが銀蟾!!月に住むガマの正体なのかぁ!?

玉兎銀蟾(ぎょくとぎんせん)
思わぬところで真実を垣間見た気がする(-_―;)
・・・・・・・・そして、あまり知りたくなかったような気もする。

-------------------------------------------------------------------------

※玉兎銀蟾(ぎょくとぎんせん)
  ウサギも蟾(ヒキガエル)もどちらも月の神話に登場する
  転じて月を意味する





Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.