Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


合鍵


「返して」と言われなかったあなたの部屋の鍵を
手のひらに握りしめて
頬杖ついて
私は何を考えているのか


「返して」と言わなかった私の部屋の鍵を
あなたはどうしたことだろう
ホルダーにとめたそれを
見てはなんのものかと考えるのか


いつもあなたの部屋で私の部屋で
笑って 泣いて 怒って  謝って
そんな日常がいつまでも
続くはずだったのに


3階のあなたの部屋まで登る階段
息切らして顔を赤らめて
もうそれも慣れたのに
私の響く足音は途絶えた


これは悲しい出来事だろうか
ただのお芝居だったんだろうか
楽しみより大きい
悲しみを知らせるだけだったのか


「さよならね」
「うん、そうだね」
「じゃあ行くね」
「うん、元気でね」


こんな短い会話だったのに
短すぎて鍵のことを忘れてしまった二人
冷めていくコーヒーに映ったのは
何の影だったんだろう


悲しみの余韻は長く
寂しさが部屋の扉をたたく
空虚になった心を笑うように
鍵がチリンと時を告げる



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2014/09/25 23:56
たまに、( ´ノω`)コッソリ覗きにきます☆彡
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2014/09/25 15:36
ゆき☆さんへ
ありがとうgざいます。

以前の詩を読み返すと、下手だなぁと思う今日この頃ですw
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2014/09/25 12:52
小説が書けるなんてすごいヾ(*´ω`)ノ



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