2014年7月期ドラマ総決算
- カテゴリ:テレビ
- 2014/09/28 15:49:52
●8位
東京スカーレット~警視庁NS係 TBS 火曜夜10時~
当初見る予定はなかったが、櫻井武晴氏が脚本担当に名を連ねていたので見てしまった。結果、見ない方がよかった。ストーリーが面白い回もあったが、全体的にキャラが弱く、いい役者を使っているのに、それを活かしきれていなかった。恐らくテレ朝の木8刑事ドラマ枠を目指したものと思われるが、それにしては水川では引きが弱いように思う。かといって水川をよく知る世代にアピールできるところもなく、低視聴率は仕方ないと言えるだろう。
●7位
警視庁捜査一課9係 テレビ朝日 水曜夜9時~
今回は、浅輪と倫子の別れる別れる詐欺で最後まで引っ張った感じw 最終回、浅輪と倫子が縒りを戻すも、まだ結婚までには至らないらしい…。結婚を申し込む滅多にないチャンスだったと思うんだけどなぁ。早く結婚させてやれよ。他はまぁ、大体いつものクオリティで、5分でも見逃すとわけがわからなくなるくらい複雑なストーリーや、係長無双はあまり変わらず、特筆すべき点はなし。
●6位
信長のシェフ テレビ朝日 木曜夜7時58分~
前作が面白かったのでとても期待して見たのだけれど、何故か前作ほど盛り上がらず…。主人公が未来に帰る帰らないの件がほとんどなく、謎の女性・瑤子の存在もなかったため、歴史の中で主人公を活躍させるのに終始し、ちょっとワンパターンに思えた。瑤子の存在ってかなりデカかったんだなぁと今になって思う。低視聴率については、枠移動が裏目に出たとしか言いようがない。武田家に捕まった回は、信玄にハマりすぎな高嶋弟の存在や、夏の恋愛騒動があったりして、ちょっと面白かった。
※時代劇・歴史ドラマ賞
●5位
金田一少年の事件簿N 日テレ 土曜夜9時~
まぁ、よくも悪くも金田一。元々奇想天外なトリックがウリなので、コミックで読んだ時点ではあまり不自然に思わなくても、いざ実写化されると荒唐無稽さが目立つ目立つw 毎回感想はツッコミの嵐だった。ただ、原作のトリックをなるべく実践してくれたのはとてもよかった。あと、主演の山田はいいとして、やはり美雪が貧乳設定ってどうなのと思う。原作ではグラマラスなのが魅力的なのに…。初代美雪もぺったんこだったけど、そこを強調してはなかったよねw
※ネタドラマ賞
●4位
花子とアン NHK 月~土曜朝8時~
実話がベース、高視聴率、朝から不倫など、様々な話題を振りまいたものの、私的にはそんな好きなドラマでもなかった。1回見れば充分、見逃してもまぁいいかという感じ。今期は録画視聴だったので見逃しはなかったけれど…。ただ、今までヒステリックな役を演じることの多かった吉高は演技に幅が出ていい女優になったと思うし、美輪の「愛の賛歌」をバックにした駆け落ちシーンは朝ドラの中でも屈指の名シーンだと思う。ぜひ紅白で聴きたいものである。
※恋愛ドラマ賞/主演女優賞
●3位
HERO フジテレビ 月曜夜9時~
見るつもりはなかったけれど、話題作だし家族も見てるし、検事物だからミステリーかもしんないと思って見てしまった。結果、ミステリーぽいところはあれどそうじゃない部分も多く、面白いかどうかで言えば面白いとは思うけど、平均20%取るドラマかと言えば、それほどでもないように思えた。総合すると「微妙」の一言に尽きる。まぁでも14~8くらいは取っても不思議ではない内容なので、キムタクブランドが20%に引き上げるだけの力があったってことなんだろう。音楽は特筆するほど秀逸だった。
※ヒューマンドラマ賞/特別賞/助演女優賞(北川景子)/音楽賞
●2位
ST 赤と白の捜査ファイル 日テレ 水曜夜10時~
キャラがかなり立った、同じ原作者の安積班や隠蔽捜査とはまた趣を異にする刑事ドラマだった。事件もまぁそれなりに面白かったのだけど、何だろう、何か今ひとつ足りない感があるんだよなぁ。私が藤原も岡田もそんな好きなタイプじゃないからかもしれないけれど、そこじゃない気もする。あと、もっと赤城の対人恐怖症の部分を強調してもよかったように思う。天才的な頭脳を持つ俺様だけど、対人恐怖症という部分が赤城の魅力だと思うし。映画化されるみたいだけど、劇場に見に行くほどでもないかなぁ。
※ミステリードラマ賞/特別賞
●1位
ゼロの真実~監察医・松本真央~ テレビ朝日 木曜夜9時~
ストーリーの面白さ、際立ったキャラクターなど、ドラマはこう作れという見本のような優等生ドラマだった。この大石静という脚本家は、武井咲の使い方を本当に心得ていると思う。珍しく関西弁の蔵之助や、情けない上司を演じた生瀬、死刑囚を演じた橋爪など、脇を固める個性派俳優たちも真価を発揮。ただ、あまりに優等生で、ガツンと抜ける感じがなかったように思う。名作になるには、何かもう1つ欲しいところ。クオリティはかなり高いんだけどね。
※大賞/ミステリードラマ賞/主演女優賞/助演男優賞(佐々木蔵之助)/脚本賞/音楽賞
はい、というわけで、多分世間的には意外なダークホース的なドラマが1位だったんじゃないでしょうかね。感覚的には1位>2~4位>5~7位>|超えられない壁|>8位な感じですw 2~4位、5~7位はそれぞれが入れ替われるくらい評価はあまり変わりません。かといって今期は1位が突出しているかというとそうでもなく。内容的にも視聴率的にも不作なクールでした。HEROの視聴率は突出してよかったけどね…。今年は1月期には隠蔽捜査、4月期にはTEAMという、毎回見るのが楽しみでワクワクしながらテレビの前で正座しながら始まるのを待つようなドラマがなかったんですよ。しかし考えてみれば私も本当に、今年は毎期低視聴率のドラマを1位に選んでるなw
肝心の料理のパートがやや薄味になってしまっていたような。。。
STって、隠蔽捜査の原作者だったのですね。気が付きませんでした^^;
たまに見てましたが、赤城の「天才的頭脳を持つ俺様」キャラ(←言い得て妙ですね!)は
BBCのシャーロック風に演出したかったのかな、なんてつらつら思いました。
再放送で10時からのドラマを朝昼と一緒のご飯を食べながら見ていました。
空飛ぶ広報室、これは面白かったです。
有川浩さんの文庫本、読んでみようと思いました。
私の家から車で20分、兄が住んでいる竹原が舞台ということで、
一応見てはいるのですが、朝からピン子の顔を見るのがかなりつらいですw
朝ドラ初、しかも日本では無名の外国人女性が主役ですが、
こちらは案外抵抗がありませんでした。
朝ドラは、実話をもとにしたドラマは得意ですね、私も、すっかり、はまってしまいました。