食生活は健康ですか?
- カテゴリ:日記
- 2014/09/28 17:19:44
ナショナルジオグラフィック
2014年 9月号
印象に残った記事は次の3つ。
・写真は語る 星夜の地球 心が震える瞬間
高砂淳二氏による世界各国の夜の風景の写真。
満天の星空にモアイのシルエットが浮かぶ光景、
オーロラが湖面を染める風景、
夜の虹、などなど。
ナショナルジオグラフィックらしい記事。ただ、ただ写真に見入ってしまう。
夜の虹は、一度でいいから見てみたい、と思う。
・食べ物と人類の進化
「90億人の食」シリーズの第5回。今回は「食生活」についての話。
米国では「パレオダイエット」もしくは「原始人食」と呼ばれる食事法が話題になっているらしい。
なんでも、脂肪分の少ない肉と魚をたっぷり食べ、乳製品や豆類、穀物を避けるようにするのだとか。
世界各地に残る狩猟採集民の食習慣を調べ、彼らの73%が摂取カロリーの半分以上を肉からとっている、というのが根拠らしい。
記事の中では、チラリと紹介されているだけなので、本当はもっと根拠があるのかもしれないが、これだけを読むと、日本でもよくある「○○だけを食べる(または行う)ダイエット」と大した違いはなさそうだ。
ただし、この食事法を批判するのが、この記事の主眼ではない。
世界中で、暮らしが豊かになるにつれて、伝統的な食生活が廃れ、肉類を中心とした食生活に画一化されていく傾向がある、という。
資源の面(牛一頭を育てるために必要な飼料の量)を考えても、効率的ではないが、それ以上に肉類を中心とした食生活が全ての人にとって、健康にいいかは疑問。
健康を考えた場合、伝統的な食生活の方がいいのだろう。
が、たまには毛色の違った食べ物を食べたい、という気持ちがあるのも事実。
「食生活」となると、"いい"、"悪い"と一概に言えないのが悩ましい。
・暴君ネロ 明かされる真実
ローマ皇帝ネロ、と聞くと、反射的に「暴君」という言葉が連想される。
「暴君」とされる人物は嫌われ者が多いが、ネロは、なぜか人気者。
治世の前半は善政をしいたが、後半は正反対の方向に走った、という二面性があるからだろうか。
ネロの「暴君」のイメージは、敵対勢力の宣伝にもよるらしいが、それがなくても、(当時としては)かなり「独特のセンス」を持っていた人らしい。
「皇帝」ではなく、「芸術家」であったなら、いい意味での評判がもっと今に伝わっていたか
もしれない。
独特すぎて、誰にも理解されなかったかもしれないが・・・。
一瞬、柔らかいからかな、と思ったのですが、違うのですね。
ちなみに自分もモツは苦手です。
モツ鍋までは平気になりましたが・・・。
>↓全身GU↓さん
記事の中でも、運動量など、生活習慣の違いについては、ほとんど考慮されてない、と批判的でした。
"極端な事を言う人には、とりあえず疑う"というつもりで読んでいたのですが、案の定でした・・・。
>MOGさん
気持ちだけは、そうありたいですね。
実践して、いろいろ大変な目にあいました・・・。
(↑今も、という話も)
>原始人食
原始時代に肉を多く食べていたのは自然なことだと思うので
現代人に合うのかという疑問は残りますね
内容の濃そうなシリーズ記事ですね(*´∀`)
真っ先に食べるのは消化器官だそうです。
彼らには消化できない植物を草食動物たちが
程よく消化してくれているから、だそうです。
・・・だからモツは嫌いなんですw
「原始人食」を実践している人は、実際に、ほとんど肉でいいと、勘違いしています・・・。
ちなみに、今回の食生活の記事を含めた「食」をテーマにしたシリーズ記事は、骨太で面白い内容です。
>カトリーヌさん
ワンマン社長がバリバリ仕事をしている、イメージでしょうか。
その影で、部下が悲鳴をあげている・・・。
歴史上の「暴君」は、敵対勢力の宣伝を差し引いたら、どんな感じになるのか、少し興味が出てきました。
ナポレオンや信長もそれに近い感じも・・(汗)。
どちらも、暴政と優れた政治の両面を併せ持った人物。
こんな人が歴史を創るのでしょうね。。。。
野菜はカロリーが少ないので実際はそれなりの量を食べていそうですが
数字だけ見ると食べ物の7割を肉食にできると勘違いしてしまいそうですね
狩猟では動物の肉だけでなく、血からもビタミン補給していると聞きました
動物はコケなども食べるので血が野菜代わりになるそうです
そこまで真似すれば効果があるのかもしれませんね