Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


心の行方


こんにちは 今日の私
どんな顔をしているの
何を考えているの
どこに行こうというの
何を持っていこうというの


覗きこむのは誰
化粧さえ忘れた顔
行ってしまった彼のこと
あのスタートラインに
思い出の詰まったトランクを持って


問いかけるのは誰
悲しみさえ忘れた顔
一人残された私のこと
行方わえも分からない道
悲しみの詰まった箱を片手に


今日が来て今日が来て また今日が来て
歯車の音とともに去っていく
その歯車は何
何を砕いて行くの
粉々になった私の心


愛していた想いも思い出も
背中に乗せたまま
その重さをいつくしむように
下を向いて立ちつくす私
救ってくれるものなど何もない


明日という言葉が怖い
もう永遠などなくしてしまったから
指の間から涙がこぼれるように
伝っては落ちる彼の面影
どこにも見えない今には


私をどこに行かせようというのだろう
もう昨日しか見えないのに
昨日も昨日も その先の昨日も
つかめなくて戸惑う私を
何が押していこうというのだろう


追いかけても遠くなる彼を
何も止めることができなかった
叫んでも聞こえない声さえも
心に響くばかりで
その痛さが食い込んで忘れられない


あぁ どこにいても
時がどんなに過ぎても
今日は忘れない日になる
行方も知らない明日が来ても
彷徨う心はもう砕けている


アバター
2014/10/02 07:21
ロールさんへ
ありがとうございます。

人の心は寂しさに包まれているのでしょうか。
明日が来た時、心が開いていたらいいのですが…。
アバター
2014/10/02 05:14
恋する人のとても不安な気持ちを、流れるように
表現してますね。
メロディーをつけると
どんな曲になるのかなー



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